AUTOart 1/18 パガーニ ゾンダR
先日のガヤルドに続き、今回も手持ちの1/18モデルの紹介。
手元にあるモデルカーではこのクルマが現状最高額かな。
AUTOart 1/18 パガーニ ゾンダR
世界中には数多くのスーパーカーが存在しますが、21世紀の今現在、ここまで狂気に満ちたスーパーカーは数えるほどしかないのではないでしょうか。もはやスーパーカーを超え、ハイパーカーと呼ぶべき一台かもしれない、それがこのパガーニ ゾンダでしょう。
デザイナーであるオラチオ・パガーニ氏が立ち上げたパガーニ・アウトモビリが1999年に放ったのがパガーニ ゾンダというスーパーカー。イタリア製のスーパーカーでありながらAMG製V12エンジンを搭載し、他のスーパーカーとは一線を画す内外装のデザイン、そして圧倒的なプライスタグ。私自身がこのクルマを知ったきっかけは英BBCのTopGearでしたが、画面越しに伝わってくる圧倒的な存在感に一瞬にして心を奪われた事を今でも鮮明に覚えています。だからこそこうして1/18モデルを買ってしまったわけです。
このゾンダ Rはゾンダのモデルライフにおいて終盤に送り出された一台。それまでのゾンダとは異なりナンバー取得不可能な完全なサーキット専用モデルであり、全長・ホイールベース・全幅はこれまでのゾンダと異なっています。エンジンは730馬力を発揮するAMG製6.0L V12。パガーニの後継モデルであるウアイラがV12ツインターボであるのに対し、このゾンダRはV12NA。そのサウンドは凄まじいの一言、もはやエンジン音自体が音楽であり芸術ですね。
Pagani Zonda R EPIC Sound! - Flames & Accelerations
個人的には現在のF1カーよりもいい音だと…
ニュルブルクリンク北コースでは6分47秒50の記録を保持。
Pagani Zonda R - Nurburgring lap
ちなみに日本が誇るゴジラこと日産GT-R nismoは7分08秒679の記録を保持。ゾンダRの速さがどれだけ凄まじいものか、本当にすごい。
さて、実車の話はこれくらいにして。
エクステリア
フロントマスク。完全にレーシングカーのそれですね。ボディはカーボン地をうまく再現できていると思います。
ヘッドライトもかなりリアル。
フロントリップスポイラーの取り付け金具、牽引フックも素晴らしい出来です。
ラジエーターがチラリ。フロントカウルの内側は後述しますよ…
いわゆるハチマキにもトリコロールカラーなPaganiロゴ。エアインテークのRロゴが輝いています。
フロントホイール、サイズは255-35R19。巨大なブレーキキャリパー&ローターの存在感がすごい。ピレリのPZEROにもZondaRのロゴが輝いていますね。
サイドから。ロードゴーイングカーとは明らかに一線を画すフォルムです。コメントが思い浮かばない…。
サイドにはオラチオ・パガーニ氏のサインが。かっこいいなぁ…。
ボディ中央を貫くストライプもトリコロールカラー。イタリア車らしさを感じます。
実はこのロゴはリアウイングにも。
リアから。リアセクションの造形が美しい。
リアウイングの存在感がやはりすごい。
マフラー、牽引フック、ゴールドパーツはエアジャッキを差し込むパーツかな。
チラリと覗く内側のパーツがそそります。
エンブレム。テールランプはLEDのつぶつぶ感がかなり上手く再現されていますね。
インテリア
生粋のレーシングカーという訳ではありませんがとってもスパルタンなインパネ。
ただ随所にメタルパーツは採用されていることからも、単にレースで最速を競うためだけにこのクルマが生まれてきた訳ではないということが伝わってくるようにも感じます。
シートもレーシングカーのように黒一色、というわけではないですね。シートベルトの質感がリアル。
さて、ここまででも既にこのモデルの魅力はかなりのものです。
ただ、カウルを脱がせると本当に凄まじい魅力を放ちます…。
カウルの内側
まずはフロントセクション。各サスペンションアーム類や補機類、ダクト類まで金属パーツも用いながら息を飲むようなモデリングがなされています。
ダンパーも精密に再現されています。
しかもしっかりとダンパーとして機能します。足回りの動きは凄いの一言。
ホース類やドライブシャフトも妥協なく再現されています、すごい。
さらに圧巻なのがリアセクション。パーツの密度が凄まじい。フレーム・エンジン・足回りのアーム類など、一つ一つのパーツが本当に細かいです。金属パーツが多用されていて単なる見かけ倒しだけではない、ディテールへのこだわりを感じます、
AMG製M120型 6.0L V12。NAながら730馬力を発揮する凄まじいエンジンです。
V型。
ダンパーや足回りのパーツも細かい。フロント同様実際に足回りの各パーツは可動式。
各補機類だけではなくホース類の細かさにも驚くばかりです。
まとめ
長い間ただ飾っていただけだったので今回の記事を書くにあたって長い時間眺めてみましたが、1/18モデルの魅力を放ってくれる一台ですね。やはりカウルの内側の細かさには驚かされるばかりでした。コメントがかなり抽象的なものになってしまってます…。
AUTOart 1/18 パガーニ ゾンダ レボリューション (カーボンブラック/ブルー)
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- 発売日: 2014/12/21
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うーん、1/18モデル欲しくなってきた…。
AUTOart 1/18 ランボルギーニ ガヤルド LP550-2 ヴァレンティーノ・バルボーニ
1/43モデルもちょこちょこ紹介していますが、数台だけ我が家にいる1/18モデル。
重い腰をあげて紹介していこうと思います。
AUTOart 1/18 ランボルギーニ ガヤルド LP550-2 ヴァレンティーノ・バルボーニ
まずは車名が非常に長い!
さて、ランボルギーニの現行のV10モデルといえばウラカンですが、それ以前はこのガヤルドがV10モデルだったのは記憶に新しい事実。そんなガヤルドにも様々なモデルが存在しますが、今回の1/18モデルはその中でも特別な一台がモデルとなっています。
ランボルギーニ社のテストドライバーだったバレンティーノ・バルボーニ氏に敬意を表して限定生産されたのがこのモデル。ランボルギーニのモデル名規則をご存知の方であればお分かりでしょうが、LP550-2の550は馬力、-2は二輪駆動を表しています。つまり、本来は四輪駆動を採用するガヤルドの二輪駆動モデルです。単にフロントの駆動系を取っ払うだけではなく、足回りは2WDに最適化したものになっているとのこと。
ボディ中央を貫くストライプがガヤルドの中でもこのクルマが只者ではないことを語っているようです。センターコンソールもホワイトですね。
フロントは開閉可能。精巧な1/18モデルらしく、トランクスペースも実際のクルマと同じような起毛素材が使われています。
ヘッドライトの奥行き感もすごい。いいお値段するモデルだけありますね。
巨大なフロントキャリパー。ホイールのセンターキャップのエンブレム類まで超絶精密です。
サイドから。素直にかっこいい。
ドアももちろん開閉可能。インパネの再現度もさすが1/18モデルといった感じです。
この通り。こうやって見ていると新しい1/18モデルが欲しくなってきますね…
リアから。凄まじい存在感。流石天下のランボルギーニといったところでしょうか。
写真を撮るのが楽しくって仕方ないですね。こんなクルマをトンネル内に持ち込んでみたいです 笑
エンジンルームも開閉可能。5.2L V10エンジンが鎮座しています。ちなみにランボルギーニの親会社であるアウディR8のV10モデルもこのエンジンが採用されているとか。どちらにしろ、スーパーな一台には変わりありません。
まとめ
AUTOart 1/43 ランボルギーニ ガヤルド LP550-2 ヴァレンティーノ・バルボーニ (オレンジ)
- 出版社/メーカー: オートアート
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久しぶりにこのモデルを真剣に眺めてみましたが、やはり普段見慣れているトミカや1/43モデルとは格別の良さがありますね。もう一台、イタリアのスーパースポーツの1/18モデルを紹介しようと思っているのですが、どういうことか他の1/18モデルが欲しくなってきてしまいました。買うのであればやはりAUTOartの22Bでしょうかね…
AUTOart 1/18 スバル インプレッサ 22B STi バージョン ブルー
- 出版社/メーカー: オートアート
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AUTOart 1/43 スバル インプレッサ WRX STI (涙目)
久々に手持ちの1/43モデルを紹介。今回も相変わらずスバル、そしてお気に入りの1台です。
Autoart 1/43 スバル インプレッサ WRX STI
スバルがラリーで輝いていた時代の華々しさとスパルタンさを色濃く感じるGDB型インプレッサWRX STI、私のあこがれのクルマの一台でもあります。現在でも中古車市場ではかなりの人気を誇り、同年代の4代目レガシィ同様にそこそこ距離を走った個体でもいいお値段が付いていますね。特に限定車であるSシリーズやSpec.CのタイプRA-Rなんかは恐ろしい。そして、そんな世界的な人気がある意味仇となり、悲しくも車両盗難の格好のターゲットにもなってしまっているのも事実。
インプレッサWRX STII GDB-C登場 新旧対決BATTLE!!【Best MOTORing】2003
インプレッサWRXオーナーズマニュアル (レッドバッジシリーズ (265))
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そんなGDBは初期モデルの丸目から涙目、そして鷹目と呼ばれるように二度の大幅なフェイスリフトが行われていますが、今回はその中でも中期モデルにあたる涙目の1/43モデルです。
フロントマスク。GDBのアイデンティティーともいえるゴールドのホイールに目がいってしまいがちですが、フォグランプカバーやグリル内、ナンバープレートのエンブレム類もばっちり。非常に目立つボンネットダクトもリアルです。フロントフェンダーのブリスター具合も堪りませんね。
サイドから。WRX STIには欠かせないであろうアイテム、ブレンボキャリパーもブレンボの印字まではありませんが装着されていますね。フロントドアのSTIステッカーも細かく再現されています。ただ、やっぱりリアウイング・ボンネットダクトの存在感が凄まじい。
リアから、WRXのエンブレムが輝いています。そして、インプレッサWRXといえば、というイメージが根強い大型リアウイングも存在感抜群。以前、GDA(WRXの非STIモデル)に乗る機会があったのですが、高速でリアウイングが風圧でしなっているのを見て、効いてるな!と実感したのはいい思い出です。
マフラーはその輝き具合から想像するに社外品でしょうか←
個人的なイメージですが、GC・GD系インプレッサやBG・BH系レガシィはマフラーが変わっている個体がかなり多い気がします。余談ですが我が家のBPレガシィはノーマルマフラーです。
内装もかなりリアル。シートはもちろん純正でブルーです。
最後に裏から。
まとめ
こうして個人的に好きなクルマのミニカーを紹介していると楽しくなってきます。これからGDBの相場は上がっていく一方でしょうが、やはりいつかはMTのWRX系に乗りたいなぁと改めて思ってしまいました。同じくAutoartから過去に丸目・鷹目モデルとも1/43モデル化されているようなので、また中古屋で見つけたりしたら購入して並べたいところですね。
Autoart 1/18 Scale Diecast 78643 Subaru New Age Impreza WRX STi white
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