夏のワイヤレスイヤホン物欲記
最近はポタオデネタが乏しいのでミニカーばかり取り上げてきましたが、久々にポタオデのお話を。
最近のポタオデ近況
はい、何も買っておりません。
DAPの話
7月に入りちょうどDP-X1を購入して一年経過したわけですが、この一年の間に色々思うことはあれど結果的には完全に気に入っていて、買い換える理由が現状では特に見つかりません、予算も見つかりません。
正直なところガタは色々なところに見え隠れしていますが、仮に今の愛機が壊れても、修理に出すかDP-X1系もしくはXDP-300Rを購入するかなと思います。良い感じの後継機がその時点で出ていれば話は別ですが。現状、総合的に考えてONKYO/Pioneerのこのシリーズが一番自分には合っているんですよね、価格もべらぼうに高すぎず音も好きですし。
イヤホンの話
もちろんIE800 Balancedを愛用中です。ケーブルをどうにかしたいと思いながらも、夏にPoppin'Partyの武道館ライブが待ち構えているので、そこへの出費がかさんでまだ手をつけられていません。
最近ではDITA DreamやHIFiMAN RE800なんかの高級D型イヤホンがこの界隈では話題ですが、どちらを聴いてみても僕にはやはりIE800が一番合う、惚れ直す日々です。
そんな今日この頃ですが、今回の本題へ。
ワイヤレスイヤホン探し…
iPhone 7の発売以降、一気に加速した感のあるワイヤレスイヤホン業界。個人的には目を三角にして音の良さを求めるタイプではないので興味はありました。実際にONKYOのW800BTBという左右独立イヤホンを試聴して購入寸前のところまで行ったりしたこともあったり、ずっと欲しいなと思っていたのも事実です。ただ、当時は買っても使わなくなったら怖いなーと躊躇していました。しかし、「そろそろ一本買いたいよなー」と思う日々が続いており、真剣に選び始めてもいいかなと思い始めたわけです。
とりあえず、ざっくりとした条件は…
- 気持ちよく音楽を聴ける(最重要)
- 高すぎない
- 完全独立使ってみたい(例外あり)
と、こんなところ。「気持ちよく」というのは、聴いていても「これなら不便でもIE800でいいや」と思わない程度に好きと思える音か否かといった具合です、数値や対応コーデック的な話は正直どうでも良いです。
その上で今のところの候補は4機種…
ONKYO W800BTB
先述の通り一度買いかけた機種でもあり、今回挙げる機種の中では唯一試聴したことがある機種でもあります。音に関しては普通に納得できるレベルでほぼ無問題、SpinFitで高域をちょっと強化してやりたいなと思った記憶があります。価格も新品で1.8万円程度、中古で1.5万円程度と悪くないのではないでしょうか。
ただ、充電用のクレードルも兼ねたケースがかなり大柄なのが気になっています。写真は以前試聴した際に撮った一枚ですが、DP-X1と比べても結構大柄なのが判るかと。あとは少々派手めなデザインも微妙…。それでも現時点では有力な候補です。
EARIN M-1
EARIN 超軽量・超小型タイプのワイヤレスイヤフォン EARIN M-1 Black 【国内正規品】 EI-2002
- 出版社/メーカー: EARIN
- 発売日: 2016/11/02
- メディア: エレクトロニクス
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僕の中では、「左右独立ワイヤレスイヤホンといえばEARIN」というイメージがあるこの機種。それほどまでに初めて存在を知った時の驚きは大きかったものです。価格的には新品で2.3万円程度、中古で1.7万円程度とまずまずといった印象。
魅力的なのはとてもミニマムでスマートなプロダクトだという点、先ほどのW800BTBとは違いケースもとても小柄な様子なので、持ち運びの点で苦労することはなさそうです。
一方で気になっているのはBA1発の構成だという点。過去に所有していたKlipsch X10など、シングルBAのイヤホンでも魅力的な音を鳴らしてくれるイヤホンは数多く存在するのはもちろん承知していますが、同時に当たり外れが大きい構成でもあると個人的には感じているので要試聴ですね。音に不満がなければW800BTBより魅力的に映るプロダクトです。
ERATO Apollo7/7s
EARIN M-1と同じくかなりスマートな印象のあるERATO Apollo7s。 そんなプロダクトとしてのスマートさだけでなく、イヤホンとしての音の面での評価がEARINよりも一段上なのがかなり気になるポイント。気持ちよく聴けるか否かを重視したイヤホン選びではどうしても気になってしまいます。
ただ、現実的に問題なのが価格。Apollo7sは新品価格で約4万円、IE800とDP-X1の購入で「少し高くても良いモノを買えば後悔しない」ということは重々承知していますが、実際に買えなくては意味がありません。一方で3Dサラウンド機能などを搭載しない先代モデルにあたるApollo7の中古は2.3万円程度、これであればなんとか手が出そうではあります。
B&O Play BeoPlay H5
B&O Play BeoPlay H5 ワイヤレス Bluetooth イヤホン/リモコン・マイク付き/通話可能 ブラック BeoPlay H5 Black 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: B&O play
- 発売日: 2016/08/18
- メディア: エレクトロニクス
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今回の候補では唯一、左右独立イヤホンではないのがこのBeoPlay H5。左右独立を使ってみたいという思いに背いてまでこのイヤホンが魅力的に映る理由はやはり音の面。
このイヤホンの様々なレビューを読んでいると、高域がキレイという記述をよく目にしし、低域の印象も私の好みに合いそうな印象。あくまでも文字面だけでの印象なので実際に聴いてみて印象がガラッと変わってしまう可能性は大いにあるのですが、愛機IE800の傾向に近そうなダイナミック型イヤホンという点ではどうしても無視することができない一本です。価格は新品で3万円程度、中古で1.7万円程度と高すぎる印象はありません。
まとめ
最近頭の中で考えていた各機種に対するイメージを簡単に文字にしてみましたが、実際に書いてみると試聴前のイメージの段階ではどの機種も良い勝負ですね。ただ、すぐに購入できるか否かは不透明ですが…。
いずれにせよ現時点では本当に未試聴で触れたことのない機種がほとんどなので、実際に聴いて納得できるか、そこを重要視して一度実機に触れてみたいと思います。
トミカギフト SUBARU COLLECTION
6月のトミカウィーク、今月はギフトセットをご紹介。
トミカギフト SUBARU COLLECTION
テーマに沿った車種セレクトでおなじみのトミカギフト。「ランボルギーニセット」や「栄光のGT-Rセット」など特定のメーカー/車種に特化したセットが現在も販売されていますが、今回はSUBARUに特化した車種セレクトで登場。完全に私得ですね。車種ラインナップはこの4台、BRZが先月発売された後期型ではなく前期型だったり、トミカショップオリジナルの一台とかなり雰囲気が似たBM型レガシィB4のパトロールカーだったりと今更感を感じる車種がちらほらといったイメージですが、
と、結構考え抜かれたラインナップのような気もします。「街中でよく見るフォレスター」というチョイスも個人的にはアリだった気はしますが…
早速一台づつ見ていきましょう。
レガシィB4 パトロールカー
まず一台目はレガシィB4のパトロールカー、カラーリングは警視庁仕様です。街中で結構見かける機会も多いですが、285馬力のEJ25ターボエンジンを搭載していると考えると追われたくないパトロールカーの筆頭格かもしれません。
以前も当ブログで紹介したトミカショップ限定のレガシィB4 パトロールカーのある意味バリエーション版といっても差し支えないでしょうか。
よく見ると以前の神奈川県警仕様はソリッドホワイトでしたが、今回の警視庁仕様はパールホワイトでした。
個人的には素のレガシィB4セダンのターボ版ボンネット仕様の新カラーバリエージョンを出して欲しかったのは確かなのですが、いずれにせよ街中でお目にかかる機会の多いスバル車であることには間違い無いのでこのセレクトには納得です。
インプレッサ WRX STI (GRB型/WRカー仕様カラーリング)
スバル=WRブルーという黄金の組み合わせを体現している一台だなと個人的に思ったのがこのインプレッサWRX STI、しかもWRCに出場していたマシンと同じカラーリングです。ホイールもゴールドだったらある意味完璧だった気がしますが、ホワイトのホイールもラリーカーらしさが出ていて素敵ですね。というか、トミカのホイールでホワイトは結構珍しい気がします。ナンバー・555でWRカーのレプリカとして街中を走っていそうな雰囲気ですね。
通常版のGRB型インプレッサWRX STIのトミカよりも明るめの青です。実車のテールランプはクリアーレンズですが、今回のモデルは赤ですね。
同じカラーリングのNO.7、WRX STI 4door グループR4仕様と。妙な安心感を感じます。
3台目インプレッサWRX STIの5doorモデルは最後に世界ラリー選手権に参戦したスバル車ですし、カラーリングも含めてこちらも順当なセレクトかもしれません。
SUBARU BRZ (前期型)
先月後期型のトミカが発売されたばかりのBRZ、不思議な話ですが今回のギフトセットでは前期型がラインナップされています。カラーはガンメタ、いまいち新鮮味に欠ける印象です。引き締まった印象でかっこいいので文句はないですが。
86/BRZの後期型も少しづつ増殖してきているのは事実ですが、やはり街中で見かける86/BRZはまだまだ大半が前期型。身近に感じられるスバル車としてのチョイスとして今回の前期型が選ばれたのでしょうか、そういうことで納得しておこうと思います。とはいえ、一実車ファンとしては前期・後期問わず新たにBRZのトミカにバリエーションが増えたことは率直に嬉しい限りです。
WRX STI Type S
来週にD型への大型マイナーチェンジを控えたVAB型WRX STI。とはいえ、もちろんトミカは前期型がベースとしてモデル化されているので今回登場したのも既存の前期型VABのカラーバリエーションモデルです。鮮烈な赤、目の覚めるような赤です。そしてボンネットの大型エアインテークとリアの大型リアウイング、WRXのアイデンティティーですね。WRX といえば先日のニュルブルクリンク24時間レースでは惜しくもマシントラブルでリタイア、SP3Tクラス三連覇はなりませんでしたね。また来年、進化を果たしたマシンでニュル24時間に挑戦してくれることを期待しましょう 。
インプレッサ系から独立しV系(VAB/VAG)となったWRX。同じくV系モデルであり(VMG/VM4)様々な部分を共有するレヴォーグもトミカで販売されていますが、初回特別仕様は同じく鮮烈な赤でした。というわけでツーショットを。
8月には新型インプレッサのトミカも登場しますが、それに伴ってレヴォーグのトミカは廃盤になる模様。欲しいけどまだ買ってないという方はお早めに。
ちなみに私はコレが欲しいです↓
が、このWRX、記事執筆中に気になったことが。
WRXのグリルが違う…?
この写真、右側は普段よくこのブログにも登場してくれている初回ロット生産のWRX STI Type Sのトミカで、左側はここまで紹介してきたSUBARU COLLECTIONのWRX STI Type Sのトミカなのですが、よく見るとグリルとバンパーのメッシュ部分の意匠やグリルのエンブレム台座部分の処理が異なっているように思います。具体的には、青のWRXの方がよりメッシュがきめ細かい印象を受け、グリル内の実車ではSTIエンブレムが鎮座している台座部分も、青のWRXではかなりハッキリと表現されていますが赤のWRXではあまりハッキリとは表現されていないように思われました。グリル下縁の広い範囲にまで黒塗装がなされているのはやはり赤モデルだけです。
この二台はいずれも初回ロット生産のWRXたち。黒モデルもわかりにくいのですが、青と同じくメッシュ部分が今回の赤いWRXよりもきめ細かく、エンブレムの台座部分もハッキリと確認できます。
一方、この写真の左のモデルは以前にもこのブログで取り上げた2017年3月新車のWRX S4 覆面パトロールカー。実際に赤のWRXと青・黒のWRXと比較すると、ややこしいことにメッシュの細かさもエンブレム台座部分の再現度合いも赤のWRX以上、青・黒のWRX以下という印象を受けました。これを個体差と受け取っていいのか、はたまた本当に金型に改修が入ったのか。真相は謎です。ただ赤のWRXと青のWRXではやはり明らかに違う気がしてなりません…
ボンネット開閉率75%
スバル車のトミカはやたらとボンネット開閉アクション付き率が高いですが、それを象徴しているかのように今回の4台のうち3台はボンネットが開閉します、75%。水平対向という独自のパワーユニットを採用しているクルマたち故、トミカとしてモデル化される際にもその辺りは考慮に入れられているのでしょうかね。というか、このスバル車の開閉アクション付き率の高さはどう考えても意識的なものでしょうね 笑
まとめ
SUBARU COLLECTIONというなんとも私得な企画を立ててくれたタカラトミーさんには勝手に感謝です。今更感の強いラインナップではありますが、よくよく考えると結構考え抜かれた(であろう)モデルチョイスに納得してしまってますね。ただ、8月に登場する新型インプレッサを先行でラインナップ! なんて衝撃的なニュースがあればもう少し面白かったような気がします。
(2017年 5月新車)トミカ NO.6 SUBARU BRZ
今月もトミカの新車がやってきました。待ち望んだ一台、無事に入手できましたよ。
早速紹介していきましょう。
トミカ NO.6 SUBARU BRZ
Pure Handring Delight
今や日本の現行スポーツカーを代表する存在とも言えるBRZ/86。マイナーチェンジ後のモデルも街中で結構見かけるようになってきたなと感じていますが、すでに後期型がトミカとして登場していた86から遅れること9ヶ月、待ち望んでいたBRZ後期型のトミカがついにやってきました。
今回のトミカは箱の絵や初回限定版のカラーリングからも考えると、ブレンボキャリパーやザックス製ダンパーが標準装備される最上級グレードのGTがモデルだと思われます。実車はWRブルーマイカからWRブルーパールへとカラーが変わりより濃いブルーになりましたが、トミカにおいても明らかにこれまでのBRZとは色の濃さが違いますね、濃い。
写真は2015 大阪モーターショーで撮影。
以前EBBROの1/43 BRZの記事でも書いたのですが、私自身BRZはかなり思い入れの深い一台。デビュー当時の興奮は忘れられません。そんな鮮烈なデビューから4年経過した2016年に発表されたのがこのビックマイナーチェンジ。スバル車は登場から3年後のマイナーチェンジ時(アプライドモデルD型への年改時)に大きな手が加えられることが多いので、E型への年改時に大きく手を加えられたのは少々意外でしたね。
ミニカーの話からかなり脱線して申し訳ありませんが、後期MT車に採用されている赤チジミ塗装のインテークマニホールドが本当にかっこいい…。
フロントマスク。前期型と大きくイメージが変わったというわけではありませんが、フォグランプ部分の処理なんかは新型XVなど最近のスバル車にも通じるものを感じます、塗り分けもされていてとっても好印象です、そして六連星の存在感が増していますね。実車ではフルLEDヘッドライトが採用されていますが後期型の発表当初は驚いたものです、スバル車の灯火器とは思えないくらいシャープなデザインですから…。
サイドから。前期型86の時代からトミカではおなじみのかなり大きめなリアウイングは今回も健在です。NO.86の後期型86同様、実車の変化に合わせてシャークフィンアンテナもバッチリ再現。
リアから、やはりリアウイングが目立ちますね。テールランプもトミカ 86/BRZの後期型は表現がうまい。
一つ気になったのがシャシーの刻印。これまで販売されていたNO.120/前期型BRZと同じものが採用されているようです。86の際はNO.46/前期型とNO.86/後期型で別のシャシーが採用されていたので少し残念。というかNO.6/後期型BRZのシャシーがNO.120のままで問題ないのでしょうかね…
初回特別仕様
初回特別仕様は鮮やかなイエローを纏った一台。BRZ後期型の発表当初に100台限定で販売され、瞬殺されたGTのYellow Editionを再現しているのでしょう。イエローといえばスバルでは特別仕様車やSTIのコンプリートモデルなど特別なモデルたちが纏ってきたカラーであり…
BRZでもSTIのコンプリートカーであるtSで採用されたことがありましたね。
WRX系は直近ではこの一台。
兄弟車である86でもYellow Limitedというネーミングでイエローを纏ったモデルが登場していますが、先述のtSと同じくサンライズイエローというカラーでした(カタログ参照)。一方、今回のBRZ Yellow Editionが纏っているのはチャールサイトイエローというまた違うカラーです。
サイドから。イエローのボディにブラックのホイールが引き締まった印象を与えていてとってもかっこいい。BRZ Yellow Edition、1/43モデルなんかで出てきませんかね…。
リアから。
86とかBRZとか。
先述の通り、ついに前・後期それぞれの86/BRZ(GRMNも)が全てトミカで出揃いましたね。実車ファンとしては嬉しい限り。いつかSVXの後継的な存在として水平対向6気筒を積んだBRZが出てこないかなぁ、というのは私の勝手な願いです。
前期型BRZとも。後期型のリアはテールランプの赤い彩色やウイングの塗り分けが入って引き締まったように感じます。ちなみに来月発売のトミカギフト SUBARU COLLECTIONには新カラーの前期型BRZが登場するようなのでまた紹介したいですね。
”スバルブルー”を比べてみた。
最後にスバルブルー比較を。というわけで右側から、それぞれ実車ではソニックブルーマイカを纏う22B、WRブルーマイカを纏うBRZ前期型、今回のBRZ後期型と同じくWRブルーパールを纏うVAB型WRX STIの各トミカに参加してもらいます。
微妙な色味をお伝えするのが非常に難しいのですが、この3台では22Bのソニックブルーが若干淡めのブルー。そして、VABのWRブルーパールがもっとも濃いめのブルーとなっています。
さて、実車のカタログ的にはVABと同じくWRブルーパールを纏った今回の後期型BRZも並べてみました、壮観。そして微妙に色味が違いますね、やはり今回のBRZのブルーは非常に濃い。
主観的には今回のBRZはVABのブルーよりもさらに濃いブルーだと感じます。そして実際にクルマが纏うWRブルーパールに近いのはVABよりも今回の後期型BRZのトミカのほうではないかなと思ったり…。
ここはかなり主観的な部分が大きいので読んでくださっている方々もご自分の目で確かめられてはどうでしょうか、面白いですよ。
まとめ
待ちに待った一台の発売、やはりスバル車の記事になるとトミカとはいえ気合が入ってしまいます。とはいえ、今回のBRZもシャシーの一件は少々謎ですがそれ以外は納得の仕上がりです。初回特別仕様は実車のYellow Editionよろしく瞬殺が予想されるので気になった方はお早めの入手をオススメします。