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(2017年 10月新車)トミカプレミアム NO.24 SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE

 

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今月もトミカウィークがやってきました、今月は私得なこのクルマを紹介していきます。

 

トミカプレミアム NO.24 SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE

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NBR24ことニュルブルクリンク24時間耐久レース、グリーンヘルと呼ばれる世界一過酷とも言われるドイツのサーキット、ニュルブルクリンクで毎年5・6月頃に行われる24時間耐久レースです。そんなレースにSUBARU/STIが2008年からワークス体制で出場しているのはクルマ好きの間では広く知られた事ではありますが、今回トミカプレミアムとして2017年のニュル24時間レース SP3Tクラス出走マシンであるWRX STI NBR CHALLENGEが登場しました。

 

このWRX STI NBR CHALLENGEは左ハンドル仕様の市販されているWRX STIをベースとしたマシンではありますが、シャシー面ではホイールベースが50mm、リアトレッドが30mm伸ばされていたり、ボディもダウンフォース獲得の為に市販車とは大幅に形状が異なるリアウイングやフロント・リアフェンダーが採用されていたりと実際の市販車からかなり大幅にモディファイを受けた車両となっていますね。

 


「2017 ニュルブルクリンク24時間耐久レース」 ダイジェストムービー/SUBARU WRX STI

そんな2017年のニュル24時間レースではクラス3連覇を目指して戦っていたこの90号車、他マシンとの接触で大幅なダメージを負いながらもクラス3位を走行していたレース残り3時間というタイミングで突然エンジンルームから出火、そのままリタイアという結果でした。これまでリタイアなく2008年から2016年まで戦っていたSUBARU/STIのマシン、私自身も炎を上げる青いWRXの姿を見て衝撃を受けたのは記憶に新しいです。

 

2018年、再びニュル24時間レース SP3TクラスにWRXが出走し活躍する姿をファンとしては期待せずにはいられません。

 

 

 

 

 

 

さて、トミカの話へと戻りましょう…

 

 

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フロントマスク。市販車とは大きく異なる大型のリップスポイラーや大きくダクトが開けられたボンネット、いかにもレーシングカーといった雰囲気を醸し出すフロントフェンダーといったカタチ的な部分はもちろん、グリルの赤ラインやSTIエンブレムといった細かい部分も再現されていますね。もちろん実車に比べれば細かいデカール類は省略されていますが雰囲気は十分に出ていると思います。

 

 

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個人的にはこのリップスポイラーの再現感がとてもお気に入り。

 

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シャシー側から見るとフロント・リアはカーボン地がうまく再現されています、すごい。

 

 

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サイドから。巨大なリアウイングが目を惹きますが、細かい点ではフロントドアの小窓がレーシングカーらしい雰囲気を感じさせてくれます。ここでも細かいデカール類はかなりバッサリと省略されています。

 

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リアから。ディフューザーフェンダーの形状がなんともレーシングカーといった感じです。

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リアウインドウのドイツポストのハチマキが個人的にはお気に入り。

 

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ちなみにこの大型のウイングを備えたトランクリッド部分は脱着可能です、開封時には取り外した状態でした。それにしてもリアウイングが巨大…

 

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ルーフにはSUBARUSTI

 

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うまくお伝えできませんが左ハンドル仕様・ドライバーズシートのみ、と車内の様子もうまく再現されています。

 

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このNO.24と同日発売のNO.5 ランボルギーニ イオタ SVRからトミカプレミアムのパッケージの意匠が変更されていました。他のモデルでも徐々にこちらの形式に置き換えられていくのでしょうか。

 

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リアからの姿をこうして見られるようになったのはいいですね。

 

色々なクルマたちと

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トミカ No.112 スバル WRX STI Type S(箱)

トミカ No.112 スバル WRX STI Type S(箱)

 

 まずは市販モデルのVABと。厳密に言うとこの2017年モデルのNBRマシンは9月頃にデビューした後期型(D型)のWRXがベースとなっているため少しお顔は異なっています。

nullgadget.hatenablog.com

D型WRXのミニカーといえばこちらも…

 

 

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さて、実は過去にもニュル24時間マシンを模したトミカは登場していました。

 

 

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 2014年9月にイオンチューニングカーシリーズの第16弾として登場していたSUBARU/STIのニュル参戦マシンのカラーリングを模したモデル 、このシルバーボディのGRBはニュル24時間参戦2年目の2009年のマシンです。当時のリザルトはSP3Tクラス5位だったそうな。トミカだけでなく実車でもより市販車然としたマシンで、こうして並べてみるとカラーリングもかなり印象が違いますね。因みにこのマシンで得られたノウハウは後のSTIコンプリートカーであるR205に生かされているようです。

 

 

まとめ

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レースでは無残な姿となってしまった2017年のマシンでしたが、こうしてトミカとして登場する事で他のマシンたちとはまた違った格好で歴史に名を刻んだかもしれません。トミカとしても本物のレーシングカーの雰囲気をとても濃く感じられる一台です、ファンでなくとも手に取ると満足感のある一台だと思います。

トミカ トミカプレミアム 24 SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE

トミカ トミカプレミアム 24 SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE

 

 

 

ついにIE 800 Sがアンベール、IE 800ユーザーとしての独り言

 

ついにこの時がやってきました。

www.sennheiser.co.jp

 

IE 800 Sがついに国内公開

 

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私の愛機でもあり、長らくゼンハイザーのイヤホンラインナップではフラッグシップの座を譲ってこなかったIE 800。もうすぐ登場から5年になろうかというこのタイミングでついに後継モデルにあたるIE 800 Sが国内で正式に発表されました。

en-de.sennheiser.com

(リンク先は本国サイト)

 

完全な新作というわけではなく、あくまでも既存のIE 800のブラッシュアップモデルという印象が強い本モデル。実際に、XWB(エクストラワイドバンド)ドライバーと呼ばれるIE 800向けに開発された7mm径ドライバーは改良版が採用され、イヤホンの筐体もセラミック製なのはそのままにフィニッシュが光沢処理からマットブラック処理へと変更されていたりと着実な変化が感じ取れる一方で、MMCX等の汎用コネクターによるリケーブルは不可能であったり筐体そのもののサイズ感にも大きな変化は見られないなど、IE 800の血をかなり色濃く残したモデルだと言えると思います。

 

既存のIE 800ユーザーとして特に気になる点…

同梱ケーブルで2.5mm/4.4mmバランス接続が可能に

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今回のIE 800 Sの発表でも大きな話題になっていたのが同梱ケーブルについての変更点。既存のIE 800では分岐下のケーブルは3.5mm 3極のケーブルのみ同梱されてましたが、今回発表されたIE 800 Sでは3.5mm 3極のケーブルに加え、2.5mm 4極と4.4mm 5極のバランス接続対応ケーブルが同梱されています。4.4mm 5極ケーブルまで同梱してきたのは少々意外でした、音だけでなく強度的なメリットも大きい規格なのでどんどん広がってほしいですね。

 

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さて、これまでのIE 800では分岐部のプラグが2.5mm 3極だったため叶わなかったこのような形でのバランス接続への対応。これまでIE 800でバランス接続を楽しむには、ケーブルを切断してMMCX端子を取り付けたり他のケーブルと結線してしまうなどかなり大掛かりな処置が必要でした。

nullgadget.hatenablog.com

個人的には一生付き合う覚悟ができていたのでIE 800をMMCX化したわけですが、普通に楽しむ程度であればリスクも大きいこのような処置はやはり踏み出しにくいところ。その上、確かに2.5mm 4極や4.4mm 5極のプラグを採用したケーブルであっても変換ケーブルなどを使用すれば3.5mm 3極プラグにも変換できますが、どうしてもプラグの変換部分が運用上鬱陶しくなってしまいます。その点、今回のIE 800 Sであれば気軽にバランス/アンバランスを行き来できるのは嬉しいポイントですね。ここまでしてしまった私が言うのもなんですが、やはり羨ましいです。

 

  

もちろんバランス接続で聴くIE 800が奏でる音には素晴らしい魅力がありますが、DP-X1とのバランス接続でIE 800を使用している私自身も試聴機の3.5mm アンバランス接続で聴くIE 800の音も2.5mmバランス接続とは違った音のまとまり感に別の魅力があるようにも感じるのは事実ですし、IE 800というイヤホン自体スマートフォンでもしっかりとIE 800の音”で鳴ってくれるのでわざわざ普段からDAPを持ち歩かなくとも気軽に使用できれば活用するシチュエーションが増えるのも嬉しい点。やはり、気軽に両者を行き来できるのは本当に羨ましいです。

 

付属イヤーピースにコンプライが登場

これまでのIE 800ではシリコン製のS/M/Lサイズと楕円型のイヤーピースが2ペア付属していましたが、IE 800 Sにはシリコン製のS/M/Lサイズのイヤーピースに加えS/M/Lサイズのコンプライが付属。

www.phileweb.com

コンプライの付属は評価の芳しくないIE 800の装着感の改善のためという意図であろうということはこちらの記事を読んでいてなんとなく伝わってきます。

 

Comply(コンプライ) Tx-500 イヤーピース 3ペア Mサイズ ブラック HC19-50101-01

Comply(コンプライ) Tx-500 イヤーピース 3ペア Mサイズ ブラック HC19-50101-01

 

 

 

 

音のチュー二ングの変化はどれほど…?

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IE 800の音に魅了された身としてはやはりここが何よりも気になる点です。

このイヤホンの音はオカルト的な表現に聞こえると思いますが、真っ白な空間に鮮やかな音が一点の曇りもなく描かれるといったイメージだと個人的には思っています。つまり、空間表現が非常に巧みで鮮やかな音。

 私がIE 800の音に対して抱いているイメージはこんな感じ、なんとも胡散臭いです。

 

 今回のIE 800 Sの発表に際して、音のチューニングに関しては「日本人好みのサウンドを意識した中低域のチューニング」というニュアンスのワードが目立っています。

 

そして気になったのがこのレビュー。

IE 800」に比べると、“おお、艶っぽいな”と感じる音域が、高い方からわずかに真ん中の方へ移動した手応えがあった。

 抽象的かもしれない表現ですが、IE 800ユーザーとしては”おおっ”と感じてしまう一節です。

 

というのも、IE 800というイヤホン自体ボーカル域の表現力はとても高いのですが、「じっくり濃厚にボーカルを聴かせるタイプ」の音かと言われればそういうわけでもなく、ダイナミックドライバー単発構成とのイヤホンとは思えないほどの各楽器の分離感がよりボーカルの美しさを引き立ててくれるといった感じの鳴り方で、「ボーカルが他の楽器に埋もれずに際立ってくる」と感じる鳴り方をするイヤホンだと感じています。

 

もちろん今のIE 800の音に不満があるかと言われればそういうわけではないのですが、あのIE 800特有の”無音”を描き出す特有の空間表現を保ったまま、よりボーカル域の表現が生々しくなった、そんな音だったら…

 

 

聴く前から妄想は膨らむばかりです。

 

まとめ

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という訳で非常に試聴するのが楽しみなIE 800 S。価格はIE 800から上がり約12万円程度とのこと、はっきり言ってどれだけ好きな音であっても私が購入する事は不可能な価格です。

 

ただ、よく他のレビューサイトなどのIE 800のページを見ていると感じるのが、このイヤホンは心底惚れ込んでいるユーザーが多いなという事。そして、「唯一無二の存在」と言い切ってしまっているユーザーも一定数居るという事。まぁ私もそんな一人ではあるのですがね…

 

そんなIE 800の後継モデルにあたるIE 800 S、”唯一無二の後継者”となれるのか、ぜひこの耳で体感したいと思います。

 

ゼンハイザー カナル型イヤホン IE 800 S【国内正規品】 IE800S
 
ゼンハイザー カナル型イヤホン IE 800【国内正規品】
 

 

(追記:実際に試聴しました。)

 

 

(追記終)

(2017年 9月新車)トミカ NO.19 フォード GT

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今月の新車がやってきました。手にして度肝を抜かれた一台、早速見ていこうと思います。

 

トミカ NO.19 フォード GT

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ルマン24時間レースなどで活躍した伝説のレーシングカー、フォードGT40。フォードの100周年を記念してGT40をオマージュしたモデルとして発表されたのが初代フォードGTでした。5.4L V8スーパーチャージャーエンジンを搭載した初代モデルは2005、6年頃にかけて1500台限定で製造・販売されましたが、そんなGTの2代目モデルとして2015年に登場したのが今回トミカとしてもデビューしたモデルです。

 

カーボン製モノコックとアルミ製サブフレームで構成されるボディに3.5L V6ツインターボエンジンを搭載、購入には審査が伴うという点になんともハイパーカーらしさを感じます。

 

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フロントマスク。とてもアグレッシブで素直にかっこいい、”スーパーカー”を感じるでデザインです。バンパーダクト部分はシャシーと一体成型となっているためかグレー地そのままとなっていますね。ヘッドライトの塗り分けがボディとは別のシルバー系の色です。

 

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サイドから。Aピラーが普通のクルマでは考えられないような角度です。サイドステップ部分もシャシー一体成型となっています。そして前後でホイール径が違いますね。

 

そして目を引くのがフロントドアからリアへの造形なのですが、このトミカを見て度肝を抜かれてしまいました…

 

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リアから。ディフューザーの造形やリアテールランプ・マフラーの塗り分けがバッチリなこと以上に、ボディのルーフからリアフェンダーへ流れる部分の造形が凄まじい。

 

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ご覧のように”抜けて”います、なんと表現すればいいのか…。とにかくこれは本当にびっくり、リアウイング部分も抜けているのですが、この造形は少し前のトミカであればお目にかかれたのか疑問なくらいです、すごい。

 

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エンジンルーム部分の窓を含め、リアの一部セクションは別パーツで構成されています。

 

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一つ気になったのがシャシーの車名、Ford GTの文字にConcept Carという文字が別に足されています。

 

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パッケージも英語での車名はFord GT Concept Car、日本語ではフォード GTと表記されています。すでにデリバリーは開始されているようですがConcept Carと表記されているあたりに色々と大人の事情を感じてしまいますね。。

 

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去年のBMW i8のトミカも絶賛した記憶がありますが、その時以上のワクワク感を感じさせてくれる一台です。

 

初回特別仕様

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初回特別仕様は鮮やかなブルー、このクルマがワールドプレミア時に纏っていたのもブルーだったということもあって非常にしっくりくるカラーです。ヘッドライト塗り分けのシルバーは、通常版のヘッドライト塗り分けに用いられているシルバーよりも明るめに感じます。

 

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サイドから。ブルーだとシャシーのグレーが少し気になるかな…。

 

 

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リアから、圧巻の造形は当然健在です。

 

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通常版と、本当にかっこいいクルマです…

 

まとめ

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リアの造形の凄さを目の当たりにするとそれだけでも手にした喜びを感じることができるトミカかもしれません、それくらい驚かされました。ただ難しい理屈抜きに本当にかっこいいですし、それ以上に本当にワクワクさせてくれる一台です。

 

トミカ No.19 フォードGT (箱)

トミカ No.19 フォードGT (箱)

 
トミカ No.19 フォード GT (初回特別仕様)

トミカ No.19 フォード GT (初回特別仕様)