(2017年 5月新車)トミカ NO.6 SUBARU BRZ
今月もトミカの新車がやってきました。待ち望んだ一台、無事に入手できましたよ。
早速紹介していきましょう。
トミカ NO.6 SUBARU BRZ
Pure Handring Delight
今や日本の現行スポーツカーを代表する存在とも言えるBRZ/86。マイナーチェンジ後のモデルも街中で結構見かけるようになってきたなと感じていますが、すでに後期型がトミカとして登場していた86から遅れること9ヶ月、待ち望んでいたBRZ後期型のトミカがついにやってきました。
今回のトミカは箱の絵や初回限定版のカラーリングからも考えると、ブレンボキャリパーやザックス製ダンパーが標準装備される最上級グレードのGTがモデルだと思われます。実車はWRブルーマイカからWRブルーパールへとカラーが変わりより濃いブルーになりましたが、トミカにおいても明らかにこれまでのBRZとは色の濃さが違いますね、濃い。
写真は2015 大阪モーターショーで撮影。
以前EBBROの1/43 BRZの記事でも書いたのですが、私自身BRZはかなり思い入れの深い一台。デビュー当時の興奮は忘れられません。そんな鮮烈なデビューから4年経過した2016年に発表されたのがこのビックマイナーチェンジ。スバル車は登場から3年後のマイナーチェンジ時(アプライドモデルD型への年改時)に大きな手が加えられることが多いので、E型への年改時に大きく手を加えられたのは少々意外でしたね。
ミニカーの話からかなり脱線して申し訳ありませんが、後期MT車に採用されている赤チジミ塗装のインテークマニホールドが本当にかっこいい…。
フロントマスク。前期型と大きくイメージが変わったというわけではありませんが、フォグランプ部分の処理なんかは新型XVなど最近のスバル車にも通じるものを感じます、塗り分けもされていてとっても好印象です、そして六連星の存在感が増していますね。実車ではフルLEDヘッドライトが採用されていますが後期型の発表当初は驚いたものです、スバル車の灯火器とは思えないくらいシャープなデザインですから…。
サイドから。前期型86の時代からトミカではおなじみのかなり大きめなリアウイングは今回も健在です。NO.86の後期型86同様、実車の変化に合わせてシャークフィンアンテナもバッチリ再現。
リアから、やはりリアウイングが目立ちますね。テールランプもトミカ 86/BRZの後期型は表現がうまい。
一つ気になったのがシャシーの刻印。これまで販売されていたNO.120/前期型BRZと同じものが採用されているようです。86の際はNO.46/前期型とNO.86/後期型で別のシャシーが採用されていたので少し残念。というかNO.6/後期型BRZのシャシーがNO.120のままで問題ないのでしょうかね…
初回特別仕様
初回特別仕様は鮮やかなイエローを纏った一台。BRZ後期型の発表当初に100台限定で販売され、瞬殺されたGTのYellow Editionを再現しているのでしょう。イエローといえばスバルでは特別仕様車やSTIのコンプリートモデルなど特別なモデルたちが纏ってきたカラーであり…
BRZでもSTIのコンプリートカーであるtSで採用されたことがありましたね。
WRX系は直近ではこの一台。
兄弟車である86でもYellow Limitedというネーミングでイエローを纏ったモデルが登場していますが、先述のtSと同じくサンライズイエローというカラーでした(カタログ参照)。一方、今回のBRZ Yellow Editionが纏っているのはチャールサイトイエローというまた違うカラーです。
サイドから。イエローのボディにブラックのホイールが引き締まった印象を与えていてとってもかっこいい。BRZ Yellow Edition、1/43モデルなんかで出てきませんかね…。
リアから。
86とかBRZとか。
先述の通り、ついに前・後期それぞれの86/BRZ(GRMNも)が全てトミカで出揃いましたね。実車ファンとしては嬉しい限り。いつかSVXの後継的な存在として水平対向6気筒を積んだBRZが出てこないかなぁ、というのは私の勝手な願いです。
前期型BRZとも。後期型のリアはテールランプの赤い彩色やウイングの塗り分けが入って引き締まったように感じます。ちなみに来月発売のトミカギフト SUBARU COLLECTIONには新カラーの前期型BRZが登場するようなのでまた紹介したいですね。
”スバルブルー”を比べてみた。
最後にスバルブルー比較を。というわけで右側から、それぞれ実車ではソニックブルーマイカを纏う22B、WRブルーマイカを纏うBRZ前期型、今回のBRZ後期型と同じくWRブルーパールを纏うVAB型WRX STIの各トミカに参加してもらいます。
微妙な色味をお伝えするのが非常に難しいのですが、この3台では22Bのソニックブルーが若干淡めのブルー。そして、VABのWRブルーパールがもっとも濃いめのブルーとなっています。
さて、実車のカタログ的にはVABと同じくWRブルーパールを纏った今回の後期型BRZも並べてみました、壮観。そして微妙に色味が違いますね、やはり今回のBRZのブルーは非常に濃い。
主観的には今回のBRZはVABのブルーよりもさらに濃いブルーだと感じます。そして実際にクルマが纏うWRブルーパールに近いのはVABよりも今回の後期型BRZのトミカのほうではないかなと思ったり…。
ここはかなり主観的な部分が大きいので読んでくださっている方々もご自分の目で確かめられてはどうでしょうか、面白いですよ。
まとめ
待ちに待った一台の発売、やはりスバル車の記事になるとトミカとはいえ気合が入ってしまいます。とはいえ、今回のBRZもシャシーの一件は少々謎ですがそれ以外は納得の仕上がりです。初回特別仕様は実車のYellow Editionよろしく瞬殺が予想されるので気になった方はお早めの入手をオススメします。