(2017年 8月新車) トミカ NO.78 スバル インプレッサ
8月の新車がやって来ました。スバルの次世代の基幹となる一台、そして”あの”国産スーパーカーを彷彿とさせるネーミングを持つジャーマンスポーツ。
まずはこの一台から見ていきましょう。
トミカ NO.78 スバル インプレッサ
昨年のデビュー当初、各メディアからかなりの高評価を受け、さらには日本カーオブザイヤーを受賞したことでも記憶に新しい現行型インプレッサ。WRXのネーミングとは決別を図った先代モデルのイメージを受け継いだ上で、スバルの新世代プラットフォームであるSGP(Subaru Global Platform)をフラッグシップモデルのレガシィに先駆けて採用したり、国産車初の歩行者用エアバックを全車標準装備したりと、発売前からかなり注目を受けていた一台であり、その完成度の高さ故か街中でもかなり目にする機会が多いスバル車の一台でもあります。
私自身、昨年11月にスバル本社ショールームを訪れた際にこのインプレッサに触れる機会があったことから、今回のトミカでの登場を心待ちにしていました。
実車ではハッチバックモデルの「インプレッサスポーツ」とセダンモデルの「インプレッサG4」とボディの異なる2つのモデルが展開されるわけですが、今回のトミカでの登場では通常仕様がセダン、初回限定仕様がハッチバックと異なる金型での展開が行われることとなりました。過去にもコペンや記憶に新しいところではアバルト124スパイダーで同様の展開が行われた事がありましたね。
個人的には街中で見かける頻度を考えると通常仕様と初回特別仕様のボディは逆でもよかったのでは、と思ったりしていますが…。
気を取り直してまずは通常仕様から見ていきましょう。
スバル インプレッサ G4
先代モデルからG4というサブネームを持つセダンボディのインプレッサ。日本ではどうしてもハッチバックの影に隠れがちなモデルですが、トミカではこちらが通常仕様です。G4のイメージカラーであるピュアレッドを纏っています。
フロントマスク。グリルやバンパーの塗り分けはとてもリアルです。
スバル車のトミカではもはやお決まりとも言えるボンネット開閉アクションも備えていますね。実車に搭載されるのはNAエンジンのみとあって、WRXやレヴォーグとは異なりエンジン上のインタークーラーはもちろんありません。実車の話で恐縮ですが、レヴォーグの1.6 DIT積んだMTモデルなんて出てきたら楽しいだろうな…と勝手に妄想しています。4代目レガシィの2.0R的なクルマになりそう…
サイドから。特徴的なボディのキャラクターラインもしっかりと再現されています。ただ、レヴォーグのトミカでも感じたことなのですが、ホイールはもうワンサイズ大きい物でも良かった気がします。
リアから。六連星・SYMMETRICAL AWD・G4のエンブレムともバッチリ再現されています。テールランプの塗り分けは…わかりません。
補足ですが、実車でもIMPREZAのエンブレムはありません。
よくよくトミカの現行ラインナップを眺めると、今回のインプレッサのような「普通のセダン」のトミカはかなり貴重な存在。それを考えると今回のG4の通常仕様への抜擢も理解できる気がします。
初回特別仕様 スバル インプレッサ スポーツ
街中で見かける機会がG4よりも多いなと感じるのがこのハッチバックモデルであるスポーツ。こちらもスポーツのイメージカラーであるアイスシルバーメタリックを纏っています。
フロントマスク。初回特別仕様の金型だからといって手抜きはなし、こちらもボンネット開閉アクションを備えています。
サイドから。G4と同様にキャラクターラインも再現されています。
リアから。こちらも見辛いですが各エンブレム類が再現されています。
実車でもG4とは異なりエンブレムはサブネームであるSPORTではなくIMPREZAとなっています。
シャシーもボディ形状の違いから別モノとなっていますが、刻印もそれぞれG4/SPORTと分けられています。
一方で廃盤になるスバル車も…
NO.7のWRX STI 4door グループ4仕様、NO.78のレヴォーグが今月登場した新車と入れ替わる形で廃盤となりました。2017年に登場したNO.7のWRX STIはいわゆる「縮みトミカ」と世代の呼ばれるモデルでもあり、途中でラリーカー仕様に色替えを果たしながら現在まで頑張ってくれましたね。
トミカリミテッドとしてもデビューしていましたね。
トミカ No.7 スバル インプレッサWRX STI 4door グループR4仕様 箱
- 出版社/メーカー: タカラトミー
- 発売日: 2014/05/17
- メディア: おもちゃ&ホビー
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どちらも在庫流通限りの品、お探しの方はお早めに。
まとめ
通常仕様、初回特別仕様でボディの形状が異なることでも注目を集めている今回のインプレッサ。派手さはないトミカですが、シンプルによくまとまっている一台だと思います。初回特別仕様はすぐに市場から消えてしまう事が予想されますのでお早めに。