銀座 NISSAN CROSSINGにGT-R MY20を見に行ってきました
先日発表されたばかりの日産GT-R 2020年モデル。その新モデルの発表イベントも行われた東京・銀座のショールーム、NISSAN CROSSINGに実車が展示されているとのことだったので足を運んできました。
NISSAN GT-R(MY20) 50th Anniversary
ブルーが眩しい2020年モデルのR35GT-R。見た目では2017年モデルとそこまで大きな変化を感じませんが、ターボやブレーキシステムには改良が加えられさらに進化を遂げたそうです。鮮烈なデビューから長い年月を経たR35GT-Rですが、いまだに進化を続けるその姿勢には感服です。
今回の改良で話題を呼んだのが”ワンガンブルー”の新採用。伝説となりつつあるR34型スカイラインGT-Rでのイメージが強いカラー”ベイサイドブルー”をオマージュした新色だそうですが、ネーミングからGT-Rがサーキット以外で”戦って”きたもう一つのフィールドを連想させられます。
今回展示されていたのはGT-Rの生誕50周年を祝う"50th Anniversary"という限定モデル。2020年3月までの期間限定で受注が行われるそうです。
数々の特別装備
過去に活躍したレーシングカーをオマージュしたというストライプ、この限定モデルの専用装備でもかなり目立つアイテムです。
リアから眺めると"50th Anniversary"のステッカーが存在感を放っています。
さらには"50th Anniversary"と記されたエンブレムも。
同じく専用装備のブルーに塗装されたホイール。こちらは50th Anniversaryでもワンガンブルーのモデルのみ標準装備となるアイテムだそう。
見る角度によって黒・濃紺・青と表情を変える魅惑的なカラーでした。
内装
内装も見学自由だったのでここぞとばかりに座らせていただきました。
内装はありきたりなブラックではなく”メディアムグレー”とネーミングされたカラー。個人的には青みががったグレーという印象を受ける色でした。
2017年モデルから大きく変化したダッシュボード周りはそのまま。
随所に限定モデルであることを示すロゴが。
キッキングプレートにも記されていました。
その他
まるでチューニングカーのような印象さえ受けるような加工を施されたエギゾーストフィニッシャー。このパーツは限定モデルだけではなく全モデルに採用されるとのこと、実物を見るとなかなかの存在感でした。
このVモーショングリルも見慣れてきましたね。
ガラス張りのショールームに佇むこの一台を目にしようととても多くの人が足を運んでいました。夢のある一台は見ているだけでもハッピーになれますね。
Fairlady Z (Z34) 50th Anniversary
そんなGT-Rとともに展示されていたのが同じく日産のイメージリーダーであるフェアレディZ。こちらも生誕50周年を記念して2020年3月まで設定される"50th Anniversary"という限定モデルです。
GT-Rと同じくかつて活躍したレーシングカーをオマージュしたというカラーリングがとても特徴的、GT-R以上に独特の存在感を放つカラーリングですね。
"50th"の文字が燦然と輝いています。
赤いリムもボディカラーに合わせた装備。
GT-Rのステッカーと比べると控えめな"50th Anniversary"のエンブレム。個人的にはこれくらいのさりげなさが好きです。
Z33、Z34とリアフェンダーのグラマラスなラインがとても素敵です。
シート表皮も特別仕様、限定モデルらしさが現れていてかっこいい。
NISSAN GT-R NISMO (MY20)
そんなGT-RとフェアレディZを見ようとする人混みで溢れた一階を去り、二階へ上がると人混みもひと段落。そんなフロアに佇んでいたのが2020年モデルの新型GT-R NISMO。これまでのNISMOも標準モデルと比べると攻撃的なスタイリングでしたが、今回の改良を経てついに殺気立ったようなイメージさえ受ける超攻撃的なスタイリングを得ました。ポルシェ911でもサーキット向けモデルとされるGT3RSのような、レーシングカーのオーラすら放っていました。
専用のカーボンフロントバンパーを採用したお顔は標準車にも増して攻撃的な印象を受けます。とってもかっこいい。
輝くNISMOの文字。
2020年モデルの変更点でも特に大きな点がカーボンセラミックブレーキの新採用。超大径のブレーキローターとイエローの塗装が目を引くキャリパーが凄まじい存在感を放っています。ホイールも新デザインのレイズ製鍛造9本スポークのものが採用されています。
リムにもNISMOの文字が刻まれていました。
まるでレーシングカーのようなフロントフェンダーのエアアウトレット。カーボン地でとても目を惹くパーツですが、実はフロントフェンダーにボンネット、さらにはトランクリッドもカーボン製だそう。
フロントフェンダーのエアアウトレットと同様に外観上での大きな変更点がカーボンルーフの採用。新型NISMOがルックス的な攻撃感を増した大きな要因はこのパーツにあるのかもしれません。
リアからも凄まじい存在感。
マフラーのテールフィニッシャーは標準車と同様の仕上げが施されていました。
スペック上や見た目では大きな変化を遂げたGT-R NISMO。日本を代表するスーパースポーツとして様々な場面でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。
まとめ
東京で生活していると気軽に足を運べる場所で最新型スーパースポーツを拝めるのはとてもありがたいなぁと改めて実感したひと時でもありました。
地下鉄銀座駅からすぐと最高の立地にあるNISSAN CROSSING。GT-R/フェアレディZファンはもちろん、クルマ好きにとってはとても魅力的な展示車3台でした。
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春、大学生始めました
新生活の春です、いよいよ暖かくなってきました。
大学生と東京住まい
もう一ヶ月以上前、こんなエントリーを記していました。
大学受験最終日の翌日がPoppin'Partyのライブだったよ〜というお話。
このライブ前日に受験した大学・学部がいわゆる「第一志望」だったわけですが、いろいろあってもう九割九分ダメだろうと腹をくくっていたら…。
なんと合格。第2・第3志望に落ちていた中でこの結果は予想外でした。嬉しいやらなんと言えばいいのかわからないような感情を経験しましたが、きっと最上の喜びってこういうものなんでしょうね。
それからバタバタと準備を重ね、なんとかかんとか4/1に引越しを済ませ、授業開始から2週間が経過して精根尽きた週末前の夜にこうしてキーボードを叩いているわけです。親よりも私を知っているであろう牛込さんももちろんご健在です。
毎朝この光景が眺められる喜びのようなものを噛み締めながら、それでも苦しい満員電車の拷問に耐えつつ1日1日を精一杯に生きる日々です。正直しんどい。
思い描いていた大学生活が現実のものになるのはまだまだ先のような、そんな絵に描いたような生活は永遠に訪れないような、それでも考えうる最高の環境をどうにかして自分のものにしたいような…。どうすればいいのかわからない毎日なんですよね。それでもアホみたいな倍率のなかで奇跡的に縁があってこうなっているわけなので、どうにかしてうまくやっていきたいなぁと思うわけでもあります。
満員電車の苦しみと人の多さの苦しみに耐えつつも、毎週末クルマ関係のイベントに足を運んでは東京住まいの利点を噛み締めているのもこれまた事実。毎週何かしらイベントがあるというのは、地方出身者にとってはやはりすごいことなんですよね…。幼少期からクルマを目にすると1ミリも成長していないので、生で大好きなクルマたちを目にできるのは純粋にハッピーです。
そしてイベントといえばライブも然り。明日は生歌を聴きたくって仕方がなかった大塚紗英さんのファンミーティング、”SAE Vo.yage!"のライブパートに足を運んできます。
今までPoppin'Partyのライブにしか参加したことがない私。初めてのライブハウスでの公演、そしてイベント以外ではほぼ耳にすることのできない故ほとんど耳にしたことがない大塚さん個人の歌、様々な初めてを味わえることに期待で胸がいっぱいです。
Chapter.2
こうして始まった新生活。良くも悪くも全てが大きく変わってしまったので、ある意味人生のチャプター2が始まったような気がしています。
すでに帰省したい欲が出てしまっているのは情けないですが、焦らず前を向いて一歩づつ進んでいけたらいいなぁと思っています。また環境の変化に慣れるにはまだ時間がかかる気はしますが、ミニカーやら新しく購入したイヤホンやらまた徐々に書いていきたいこともあるので、サボって忘れ去る前にと自戒の意味も込めてこうして久々に更新してみました。
MINICHAMPS 1/43 ポルシェ911 ターボ (Type996)
MINICHAMPS 911の紹介もこのクルマでひとまずおしまい。ポルシェ、そして911の歴史上最も大きな転換点となったモデルの一つが996型でしょう。今回するのは996型、そして栄光の”ポルシェターボ”です。
MINICHAMPS 1/43 Porsche 911 turbo (Type:996)
993型以前の911のアイコンといえば「空冷の水平対向6気筒エンジンをリアに搭載すること」。リアエンジン・リア駆動、いわゆるRR方式の原則は最新型992型911でも頑なに守り続けられていますが、その一方で時代の変化に空冷エンジンは対応できず。
そんな空冷エンジンから水冷エンジンへと911のアイコンであるエンジンを大きく変化させたモデルが1997年にデビューした996型911。今回紹介するモデルは2001年にデビューしたターボモデルです。420馬力を発揮する3.6L 水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し駆動方式は4WD。"ポルシェターボ"というワードにはクルマ好きはときめきを覚えるものですし、「安定していて踏めば速い」というポルシェらしさを最も色濃く感じさせてくれる、いわばポルシェの象徴のような1台ですよね。
フロントマスク。996型911は1997年のデビュー当初、コスト削減を目指し当時の986型ボクスターとフロントエンドのパーツをかなり共用していました。それは外観面にもおよび、986型ボクスターと同じヘッドライトをデビュー当時の996型911は採用。しかし、露骨なコストカット・部品共用はファンの不興を買い911には専用デザインのヘッドライトが与えられることに。それが初めて採用されたのが2001年にデビューした911ターボ、今回紹介しているモデルです。
その後の997型以降の911では993型以前の丸目ヘッドライトが復活。この涙目型ヘッドライトは996型のアイコンの一つと言えるかもしれませんね。空冷時代から知る長年の911ファンの方からは996のお顔はあまり芳しい評判を得ていないようですが、個人的には後期996のお顔は全然アリだと思っています。
サイドから。クルマ好きであれば一目見て911だとわかるボディラインです。この996型以降の911はそれまでのモデルに比べフロントウインドウが寝かされたためか、より伸びやかでエレガントな雰囲気を醸し出しているようにも思えます。
サイドには大きなエアインテークが。
ホイールはターボ専用の18インチ。宇宙一のブレーキとも評されるポルシェのブレーキシステムですが、このクルマでも赤いキャリパーが存在感を放っています。
リアから。カレラ系の丸い印象を残しつつ、大きなリアウイングがただ者ではない雰囲気を放っています。
996型と997型は基本骨格を共有するモデルとあって、一見するとほとんど同じクルマにも見えてしまいます。フロントはヘットライトの形状の違いがそこそこ目立ちますが、リアはそっくり。テールランプは997型の方が少しだけ今風なデザインになっていますね。
見辛いですが内装もメーターパネルの中までかなり細かく再現されています。
憧れの"turbo"エンブレム。新車からすでに20年近くが経過したクルマですが、世界中でオーナーの愛を受けた個体がクルマ好きの羨望の眼差しを集めていることでしょう。
まとめ
ミニカーとしてもすでにかなりの年季が入ったモデルのはずですが、前所有者さんの扱いが良かったのかミニカー本体はもちろんパッケージまで綺麗な個体でした。
これから”911最初の水冷エンジン搭載モデル”としてまだまだ価値を上げていくかもしれない996型911、この先911の歴史が進むにつれてどう評価されていくのかも楽しみにしたいクルマですね。
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