東大受験生だけではなく英語を武器にしたい全ての受験生に勧められる英単語帳「鉄壁」
受験生だった期間も含め、これまでこのブログで勉強の話をするのは避けていました。しかしながら、無事第一志望に合格でき高田馬場通いを始めた今、受験期にとてもお世話になった一冊を文字にしてまとめてみるのもいいかと思いました。
そんなわけで今回は、ネーミングで損をしていると思えてしまうような、そんなとても力になってくれた英単語帳をご紹介しようと思います。
「鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁」
タイトルの”東大英単語熟語”という名前に圧倒されがちな、東大受験生のみにターゲットを絞ったかのようにも思えるのがこの一冊。
こちらが私が実際に愛用していた一冊。高2の12月頃に購入してから受験最終日まで常に離さず側に置いていた、数々使った参考書の中でも特に思い入れの深い一冊のうちの一つです。到底捨ててしまう気にはならないので今でも保管しています。
赤字の”鉄壁”という文字が印象的なカバーはすでに処分してしまいました。カバーを外すとなかなかイケメンなのは意外と知られていないかもしれません。
迫力のあるその厚さ。
よく鉄壁を紹介する際に話題に上がるのがその厚さ。
受験英語界では定番的な立ち位置の英単語帳である通称”シス単”こと「システム英単語帳」。この一冊も私が学校で配布され実際に愛用していた一冊なのですが、厚みを比較してみましょう。
やはり右側の鉄壁は厚い。ページ数という観点から話をするならば、シス単が375ページまであるのに対し鉄壁は666ページまであります。重さもありますし、鉄壁はちょっとした鈍器ですね。
初見の単語の意味が朧げにわかるようになる英単語帳
さて、そんな鉄壁はAmazonの商品レビューでもこの手の参考書としては驚くような高評価を得ている一冊でもあります。
私が鉄壁を購入したきっかけは、ネット上でのレビューを見たから、というわけではなく、「デキる人が使っているから」という短絡的なもの。もちろん参考書が全てではありませんが、道具選びは受験ではとても大切ですからね。
そうして購入してから受験終了までを共にして感じたのは、鉄壁は単に難関大での頻出単語を無駄なく網羅している優秀な単語帳だったというだけではなく、同時に、英単語が成り立つ過程が学べ、それを英文で現れる初見の単語に生かすことができるノウハウをも手にすることができる一冊だったということです。
少し例を挙げてみましょう。
(例)
例えば”prominent”という単語の解説には”pro(前に )+min(突き出る)”とあるように、接頭辞・接尾辞といった単語を構成するパーツがそれぞれどのような意味を持っているのかが簡潔にわかりやすく纏められています。
この場合、”pro=前・比較的プラス傾向の意味”というイメージが頭の片隅に残っていたならば、仮に”proclaim”という単語に遭遇してその意味が正確には分からなくても、”claim=主張する・要求する”という単語とその意味は受験英語では基礎的な部類なので、”proclaim=前に+主張する=宣言する…?”というように、その単語の意味が朧げに想像できてしまうと思います。
入試英語で必要な「類推力」
難関大学の入試英語では「登場する全ての単語を知っている状態にすること」は不可能と言っても過言ではありません。だからと言って語彙力を強化する事を諦めてしまっては本末転倒ですけれどね。
そんな難単語盛りだくさんの英文たちとまともに対峙するためには「文脈から単語の意味を類推する力」や「接頭辞や接尾辞など単語の構造から意味を類推する力」が欠かせないと、私自身は受験生として痛感していました。この力はどんな英文を読む上でも欠かせない、いわば基礎体力的な力だと思います。初見の単語が現れてもその意味を朧げに類推して読み進めなければ、文章全体を制限時間内に読み終えることはできませんからね。
鉄壁では接頭辞や接尾辞といった単語のパーツ単位でその言葉が持つ意味を繰り返し学ぶことができるので、この一冊を仕上げれば自然と「類推力」を鍛えることが可能となっていました。私は受験業界、特に予備校業界の異常な価格設定が本当に嫌いだったので予備校には通わず勉強していましたが、この類推力は誰かに教わって身に付くものではなく、自ら大量の英文と向かい合って実戦を積み重ねることでしか身につけられない力だと思います。
単に単語帳としての役割を果たすだけではなく、難関大学の英語長文に太刀打ちする上では必要不可欠な「類推力」を養う上で大きな役割を果たしてくれた一冊。そんな、英語力を鍛えてくれた最高の単語帳が鉄壁だったと思います。この一冊を選んでおいて本当に良かったです。
「早慶」向けには少し力不足かも…
私は結局、受験期をシス単と鉄壁の2冊で乗り切りましたが、シス単は高校の小テスト対策として使うことを余儀なくされていたので仕方なくカバンに入れていた程度であり、実質鉄壁一冊で乗り切ったと言っても過言ではありません。
ただ、今振り返れば、早慶レベルの英語を乗り切るためには、「単語帳」としての鉄壁は少し力不足だったと書いておく必要もあるでしょう。
難関国公立大の英語長文では、恐れるような未知の難単語が登場することは実はそう多くはありません。しかしながら、早稲田や同じく英語の癖が強い慶應の英語長文では、通常の英単語帳ではまずお目にかからないような単語が当たり前のように出てくるんですよね。私が本格的に早稲田の過去問を解き始めたのは高3の10月後半頃。その頃に鉄壁では通用しない単語レベルの高さに気づいたとしても、そこから新たに単語帳を購入して血肉となるレベルまで仕上げることはまず不可能です。
長文読解を繰り返し、その都度分からなかった単語をリストアップして単語カードに書いて覚える…。なんてこともやっていましたが、正直なところ無駄も多いです。
もし早慶を目指す方がこの記事を発見してここまで読んでくれたならば、余裕があれば鉄壁は高3の夏休みまでに仕上げてしまい、それ以降は”キクタンSuper12000”や”早慶上智の英単語”といったよりハイレベルな単語を多数収録した単語帳を仕上げることをお勧めします。そうすれば英語長文で難単語に悩まされることはなくなると思います。
ただ、これは”余裕があれば”の場合。もし英語に少しでも不安があるのであれば下手に他の英単語帳に手を出すのではなく、鉄壁一冊を極めてしまう方がむしろ英語力強化に繋がると思います。
まとめ
とにかく、鉄壁は英語での類推力を鍛えるための最高のツールとなる一冊だと思うので、焦って早く終わらせることを意識するのではなく、一文一文じっくりと味わいながら時間をかけて毎日続けることが理想的な使い方だと思います。600ページ越えの情報量は伊達ではありませんからね
まさかこの手の話をする日が来ようとは思ってもいませんでしたが、この2月まで受験生だった一大学生の声として少しでも参考になれば嬉しいです。
マジョレット ポルシェ 911 GT3 RS (ブルー)
昨日のGT-R 2017年モデルに続きマジョレットの新アソート「スポーツ&マッスル コレクション」からの一台。ホイールと色が替わり、装いを新たにして再登場した911 GT3 RSです。
マジョレット ポルシェ 911 GT3 RS (ブルー)
とても鮮やかなブルーを纏い、再びマジョレットとして登場した991型911 GT3 RS。実車で「マイアミブルー」としてラインナップされるボディカラーをモデルにしているのでしょう。かなり派手なカラーですが華のあるクルマには似合いますね。
3ヶ月前には「ビンテージ コレクション」で登場した赤い個体を紹介したばかり。好きなクルマということもあり、GT-Rと同様に新アソート内でも入手したい一台でした。
フロントマスク。数多くの塗り分けも抜かりなし。
サイドから。鮮やかな青と黒の組み合わせがいかにもGT3 RSらしい。後述する新デザインのホイールもスポーティーな印象です。
リアから。赤い個体ではテールランプの塗り分けは省略されていたようでしたが、流石に今回はバッチリ塗り分けされています。
その赤い個体と並べて比較、ホイール以外に大きな違いはなさそうです。リアの”GT3 RS”エンブレムの位置が微妙に違うのは個体差の範囲でしょう。
内装。新金型のGT-Rほどは作り込まれていない印象ですが十分です。
先述した新デザインのホイール。赤い個体のホイールの方が実車のホイールに近いデザインでしたが、個人的にはこの新しいデザインのホイールが気に入っています。
お決まりとなったカードも付属。
パッケージ。
どのアングルから見てもキマった一台になっていました。
まとめ
今回のアソートでどうにか入手したかったこのGT3 RSとGT-Rの2台は、双方とも期待を裏切らない満足感を与えてくれました。特にGT-Rの完成度にはびっくり。
ただ、新たに青を纏ってラインナップに加わった718ボクスターなど入手したいモデルは他にもあるので、手に入れる機会があれば紹介しようと思います。
AUTOart 1/18 ポルシェ 911 (991) GT3 RS スカイブルー 完成品
- 出版社/メーカー: オートアート(AUTOart)
- 発売日: 2018/07/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
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マジョレット 日産 GT-R (2017年モデル)
10連休を享受して帰省中の私。そんな中で地元のスーパーのお菓子売り場を覗いてみると、マジョレットの新アソート内でも最も注目の一台が残っていました。
あいにく現行GT-Rのトミカは都内の家に持っていってしまったので比較というわけにはいきませんが、せっかく入手できたことですし紹介していきます。
マジョレット 日産 GT-R (オレンジ/2017年モデル)
R35型GT-Rはこれまでもマジョレットで幾度となく登場していましたが、この4月に発売になったばかりのマジョレットの新アソート「スポーツ&マッスル コレクション」で登場したのは完全新金型のモデル。2016年に従来のR35から大きくマイナーチェンジを遂げてデビューした2017年型モデル以降のGT-Rに採用されている外装を纏っています。カラーも2017年モデルのデビューとともに登場した「アルティメイトシャイニーオレンジ」を模したと思われる美しいオレンジ、新アソート内でもとても気になっていた一台です。
先日、銀座NISSAN CROSSINGで2020年モデルのR35 GT-Rを見たばかり。いまだに鮮明なイメージが残っています。
フロントマスク。2017年モデル以降のGT-Rの大きな特徴である「Vモーショングリル」が別パーツ構成で完璧に再現されています。フロントのエンブレムも綺麗に再現されていますね。フロントリップスポイラーの存在感がすごい。
実車のVモーショングリルはこのようにシルバー塗装されていますが、流石にここまでは再現されていませんでした。
サイドから。マジョレットではたびたび車高の高さが気になる車種もありますが、今回のGT-Rは絶妙な高さでとても自然な印象です。ドアハンドルやフェンダーのガーニッシュも彩色されています。
リアから。GT-Rのシンボルである丸目四灯テールはもちろん、各エンブレム類も抜かりなく再現。リアウイングの造形も文句なしです。
最近のマジョレットでは頻繁に採用されている新デザインのホイール。このGT-Rにはとても似合っていますね。
インパネの形状など内装も丁寧に再現されています。マジョレットらしく左ハンドルでした。
カードも付属していました。
非常にパワーを感じるパッケージ。「スポーツ&マッスル コレクション」という名前らしいデザインですね。
晴れて完全リニューアルされたマジョレット版R35ですが、ミニカーとしてのサイズ感はもちろん、車体とホイールとバランス感も絶妙でどの角度から見てもとてもスタイリッシュに仕上がっていると思いました。期待を裏切らない完成度です。
まとめ
たまたま入手できた新金型R35でしたが、予想以上にかっこいい一台になっていました。イメージカラーのオレンジを纏い、”2017年モデルらしさ”がたっぷり詰め込まれたGT-R好きにはたまらない仕上がりです。無事に手に入れられてよかった。
イグニッションモデル 1/43 トップシークレット GT-R (R35) オレンジ 完成品
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