京商 1/43 HONDA NSX typeR 1992 インディイエロー
今回も1/43のミニカー紹介を。最近、ガジェットネタが乏しいのでこのような形になってしまっています…
早速本題へ。
京商 1/43 ホンダ NSX typeR 1992 インディイエロー
1990年の発売当初、その快適性と速さの両立が世界の名だたるスポーツカーメーカーに衝撃を与えたと言われている初代ホンダNSX。その中でも最高峰のスポーツモデルとして1992年に販売が開始されたのが、今回紹介するミニカーのモデルとなっているNSX typeR、2002年に販売が開始された固定ヘットライトを備えるNSX typeRが通称02Rと呼ばれているのに対して、このリトラクタブルヘッドライト搭載のモデルは通称92Rと呼ばれていますよね。ちなみにこの92R、車重はわずか1230kgなのだとか。
ホンダのTypeR軍団といえば、あのチャンピオンシップホワイトを纏ったボディを想像してしまいますが、このミニカーが纏っているのはインディイエローという鮮やかなイエローです。
サイドから。イタリア的な色気のあるデザインではありませんが、クリーンで伸びやかなボディラインはどれだけ眺めていても飽きません。ミニカー的な話をすれば、別パーツで構成されているサイドのエアインテーク部分の隙間が少々気になりますね。
さて、実物のNSXを目にする機会はそうそうないですが、たまに見かけるたびに感じるのはルーフラインの異常なまでの低さ。
試しに、同じ1/43スケールのAutoart製 スバル インプレッサ WRX STIと並べてみましたが、やはり圧倒的に低い。それにしても本当にNSXはカッコいい。
リアから。NSXの特徴でもあるリアガーニッシュやHマークも綺麗に再現されています。マフラーはシャシーとは別部品で構成されており、メッキで彩色されたテールパイプが主張しすぎない程度に存在を主張していますね。
内装も。typeRらしい赤いシートはもちろん、シフトノブやメーターパネルまで再現されています。最近同じことばかり言っている気がしますが、このあたりの再現度の高さは流石1/43。
ホイール。最近のスーパーカーと比べるとシンプルでクリーンなデザインですね。
フロントマスク。今では難しくなってしまったリトラクタブルライトを搭載した初代NSXの前期型モデルは本当にカッコいいです。このミニカーではサイド、リアに比べて少しフロントがのっぺりしてしまっている気はしますが、そこまで高価だった記憶もありませんし十分な出来だと思います。赤いホンダのHマークもしっかり再現されていますね。
さて、実はこのミニカーも購入してから数年経過しているのですが、改めてブログで紹介しようと思うきっかけになったのが、最近になって知ったこのアクション。
このようなモノが付属しているのですが…
エンジンのガラスハッチとリアエンドの間にわずかに開いている隙間に先端を差し込むと、
ガラスハッチがオープン。さらにエンジンフードも開けると、
名機、C30Aエンジンがお目見え。オルタネーターなどの補機類まで再現されていますし、そもそも開いていない状態でも隙間がないように作られているのには好感が持てます、というか私自身がフードが開くということに何年も気づいていなかったのですがね。
最後に裏側から。
まとめ
今ではその希少性や歴史的価値から新車価格を超える値段で取引されることも多い初代NSX。現行型NSXが素晴らしいスーパースポーツであることは確かなのですが、初代にはスペック以上の魅力を感じてしまいます。このような高価なクルマは実車を手にすることは非常に難しいですが、ミニカーであれば比較的簡単に入手できてしまうので嬉しいですね。やはりミニカー趣味はやめられそうにありません 笑
※このモデルは絶版品です。