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トミカプレミアム NO.09 日産フェアレディZ 300ZX ツインターボ

 

 

今月はNSXと並んでもう1台個人的な思い入れのある車種がトミカプレミアムで登場。

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トミカプレミアム NO.9 日産 フェアレディZ 300ZX ツインターボ

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日産が世界に誇る名スポーツカー、フェアレディZの4代目モデルにあたるZ32。NSXスカイラインGT-Rなど多くの日本のスポーツカーを苦しめたであろう280馬力規制の引き金となった、ある意味歴史的な一台とも言えるかもしれません。今でもたまに見かける事がありますが全高の低さといいシャープなデザインといい本当にカッコいいなと思わせられる1台です。今回のトミカプレミアムでは2by2モデルではなくツーシーターモデルが再現されています。

 

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フロントマスク。ヘッドライトはクリアパーツで再現されて奥行きを感じます。バンパー内の細かい塗り分けは流石プレミアム。ランボルギーニ ディアブロなどに流用されたことでも有名なのがZ32のヘッドライトですね。

 

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サイドから。ロングノーズ、ショートデッキの伝統的なクーペデザイン。Z33Z34とはまた印象の異なるデザインですが、それでもなんだかZを感じます。ノーズがかなり低くシャープでかっこいいのですが、このデザインが故にエンジンルームが狭くなり整備性はかなり悪くなってしまったのだとか、搭載されているエンジンは現行のVQではなくVG30DETTですね。

 

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リアから。 細かいエンブレム類の再現のみならず、テールランプは塗装ではなくクリアパーツで再現されていました。

 

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これには感心です。

 

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Tバールーフ仕様が再現されているこのZ32トミカですが、ルーフ部の窓もクリアパーツで再現されているため内装を覗くことも可能になっています。

 

R34とZ32

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同年代の日産スポーツといえば、名機RB26DETTを最後に搭載したR34を挙げずには居れません。 どちらも根強い人気を誇る二台なので、このような形で現代のクオリティーを備えてトミカとして再登場してくれるのは嬉しいです。ただ、トミカプレミアムのラインナップがスポーツカーだけに偏ってしまうのでは無いかという懸念もありますね。

 

 

Z32/Z33/Z34

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Z32が2000年に生産終了し、一時はその名が途絶えたフェアレディZ。ただ、カルロス・ゴーン氏の一声もあり2002年にZ33として復活。R35GT-R登場まではZ33が日産スポーツの屋台骨を守ってきたとも言えるかもしれません。その後、Z33のキープコンセプトモデルとしてZ34に進化して現在も生産が続いているわけですが、そろそろ次期モデルの噂も聞こえてくるのでしょうか。GT-Rのようなハイパースポーツとは一線を画すフェアレディZの名が今後も正しい形で引き継いでいかれることをクルマ好きとしては望むばかりです。

 

まとめ

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写真で見る限り、正直出来が少し心配だった今回のZ32。手にしてみると、さすがトミカプレミアムと思える出来でした。このクルマに限らず最近のトミカの塗装の質や小傷がやや目立つ点には少し疑問符が残るのは事実ですが、それでも700円ほどのミニカーとしては期待以上のクオリティと言えるのではないでしょうか。この一台に限らず様々なことを書いてしまった感はありますが、今回はこの辺で。