(2017年 8月新車) トミカ NO.7 メルセデス-AMG GT R
8月の新車2台目、ドイツの技術の結晶のような一台がトミカでも登場。
トミカ NO.7 メルセデス- AMG GT R
メルセデスベンツの中でもAMG専用モデルとなるAMG GT。そのラインナップ中でも公道最強モデルであるのが今回のGT Rです。ツインターボで武装した4.0L V8ツインターボエンジンは585馬力を発揮、日産のGT-Rとは異なりFRで大パワーを受け止めるため、リアタイヤにはなんと325幅の極太タイヤが奢られています。とはいえ単なるパワーアップモデルではなく、ルーフやフロントフェンダーなどはカーボン化されており通常のGTと比べて全体で90Kg軽量化されています。そのほかにも後輪操舵が与えられていたり、ボディもワイド化されていたりと、名実ともにラインナップ中最強のモデルですね。
GT R専用のカラーである"AMGグリーンヘルマグノ"はマットカラーですが、今回のトミカでも絶妙な具合で再現されています。スーパーカーにぴったりの鮮やかなグリーンですね。ちなみにこのAMG GT R、通称「グリーンヘル」と呼ばれているドイツのニュルブルクリンク北コースでは7分10秒9の記録をマークしているとか。
フロントマスク。特徴的な”AMGパナメリカーナグリル”と呼ばれるフロントグリルは別パーツ構成のようです。ボンネット上のダクトの塗り分けは省略されていますね。
サイドから。ロングノーズ・ショートデッキの伝統的なFRクーペのスタイルが素敵です。リアウイングはちょっと大きめかなと感じますね。サイドダクトの塗り分けと"V8 BITURBO"エンブレムは省略されています。
リアから。大型リアウイング・バンパーダクト・アグレッシブなリアディフューザーと、超攻撃的なデザインですね。細かいGT Rエンブレムもバッチリ再現されているのは流石、黄色いアクセントが素敵です。
実車ではカーボンルーフが採用されていますが、トミカではマットグレーで再現されています。
ドア開閉アクションを搭載、AMG GTのようなクーペボディのトミカにはよく似合うギミックです。
AMG GT R / SLS AMG
今回のAMG GT Rの発売後もこれまで通りNO.91で継続販売されるSLS AMGのトミカ。現状10月までトミカの新車情報は更新されていますが、今のところ販売終了はアナウンスされていません。
実車ではSLS AMGの実質的な後継車にあたるのがAMG GT。並べてみるとデザインの全体的なイメージに似たものを感じます。実は今回のAMG GT R、SLS AMGのトミカ共にスケールは1/65で同じ。意図されたものかはわかりませんが、こうして手軽に並べて眺めることができるのもトミカの大きな魅力です、二台実車を揃えるには5000万円は必要ですからね。
まとめ
攻撃的でアグレッシブなイメージを持つ実車の雰囲気を崩さずにトミカ流にうまく纏めまれた一台だなというのが率直な感想です、本当にとてもカッコイイ。同時発売のインプレッサのような身近なクルマのトミカも良いですが、このような夢を与えてくれる車種の登場もやはり嬉しいですね。個人的にはSLS AMGのトミカと並べてしばらく飾っておこうと思います。