(2018年 7月新車)トミカプレミアム NO.30 レクサス LFA ニュルブルクリンクパッケージ
今月も魅力的な、そして個人的にも大好きなクルマたちがやってきました。
まずは現代に生まれた、日本が世界に誇るべきこの名車から。
トミカプレミアム NO.30 レクサス LFA ニュルブルクリンクパッケージ
"Lexus F Sports Apex"、LFAの名が与えられたこのクルマ。3,750万円という日本車離れしたプライスタグを掲げられながらも、その実態は開発コストが嵩み「売れば売るほど赤字」だったという、まさに作り手の情熱によってこの世に生を受けたような出自を持つスーパースポーツモデルです。スペックシートでは語り尽くせない、乗り手のみならずクルマ好きを魅了してやまないとてつもない官能性を備えた、日本車においては稀有な魅力を持つ一台だと感じています。
ヤマハと共同開発された1LR-GUE型4.8L V10エンジン。ヤマハがサウンドチューニングに参画して徹底的に作りこまれたこの名機が放つ快音は、時に「天使の咆哮」と呼ばれるほど官能的なサウンド。世界のどのスーパースポーツモデルとも違う、LFAだけのサウンドと言えるでしょう。
「名車」と呼ばれるクルマは数多くあれど、これほどまでに世界のクルマ好きに強烈な印象を残し、やがて「伝説」となってゆくであろう日本車は、かつてのトヨタ 2000GTを含めてもそう多くは存在しないのではないでしょうか。
今回トミカプレミアムとしてモデル化されたのはLFA ニュルブルクリンクパッケージと呼ばれるモデル。専用チューンが施されたECUやハイグリップタイヤ、専用エアロパーツなど、走りを極めるための専用パーツがふんだんに採用されたハイパフォーマンスバージョンです。
LEXUS、「LFA Nürburgring Package」によるニュルブルクリンクでの確認走行を実施 | ニュース
”ニュルブルクリンク”の名を冠する通り実際にニュルブルクリンクでタイムアタックが実施され、量産市販車としては当時最速となる7分14秒64というタイムを記録。LFAが官能性能だけでなくスーパーカーとしての絶対的な性能も備えていたことが伝わってきます。500台限定生産されたLFAの中でもニュルブルクリンクパッケージはわずか50台のみ、まさにスペシャルな一台です。
このクルマには語りつくせないほどの逸話が残されていますが、それはこれくらいにして本題のミニカーの話題を進めましょう。
フロントマスク、LFA独特の表情がよく再現されています。クリアパーツで再現されたヘッドライトの立体感もなかなかのものです。ニュルブルクリンクパッケージの特別装備であるフロントカナードもしっかり再現されていますね。
サイドから、どのクルマとも違うLFA独特のポディラインですね。フロントフェンダーのFエンブレムもバッチリです。標準車のLFAは可変リアウイングが採用されているのに対し、ニュルブルクリンクパッケージでは固定式リアウイングが採用されています。
リアから、やはり特徴的なスタイルです。テールランプは塗装ではなくクリアーパーツで再現されています、とても丁寧な作り込み。
インパネ周りもコックピット感がすごい、憧れます。
特徴的なリアマフラーも丁寧な塗り分けで再現。
ステキなクルマです、憧れの一台。
パッケージリニューアル
今月発売のトミカプレミアムからパッケージもリニューアル、新ロゴがなかなかカッコいい。
歴代のトミカプレミアムのパッケージを。
まとめ
個人的にも憧れの一台だったので少し熱が入ってしまいましたが、トミカとしても非常に丁寧にモデリングされた一台だと感じました。すでに登場した2000GTとも強いつながりを感じる一台、二台のミニカーを前にしてこの名車たちのストーリーに思いをはせるのもいいかもしれません。
トミカ プレミアム 30 レクサス LFA ニュルブルクリンクパッケージ
- 出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)
- 発売日: 2018/07/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
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