MINICHAMPS 1/43 ポルシェ 911 カレラ (Type 997)
しばらくブログをご無沙汰している間に1/43スケールのポルシェ911が3台も増えてしまいました。どれもポルシェには強いMINICHAMPS製モデル、めっちゃかっこいい。
まずはその中でも最もお気に入りの1台、内外装の色の組み合わせがとても私好みな997 カレラをご紹介しようと思います。
MINICHAMPS 1/43 Porsche 911 Carrera (Type 997)
カレラ/カレラS、カレラ4/カレラ4S、ターボ/ターボS、GT3/GT3 RS/GT2/GT2RS…さらに数多くの限定モデル…。現在のポルシェ 911には数多くのグレード・バリエーションが存在しますが、その中でもいわば”白米”的な、もっともベーシックでありながらスポーツカーとしての味わい深さを感じるのがCarrera(カレラ)ではないでしょうか。
今回ご紹介するのは先々代型911に当たる997型、その前期型のカレラを再現したMINICHAMPS製の1/43モデルです。カラーは美しい濃紺、ラピスブルーメタリックが再現され、エアロパーツやオプションホイール等の架装パーツがなくベーシックながらエレガントな印象を与える一台です。濃紺にベージュカラーの内装の組み合わせは英国車っぽい印象を受けるのですが、ノーマルカレラのスマートな印象にはとてもよくマッチしたカラーコーディネートですね。
濃紺や濃い緑にベージュ内装の911やボクスター&ケイマンは中古車ウオッチを続けていてもなかなかお目にかかれないカラーリングですが、個人的にはとっても私好み。だからこそ、この1/43を店頭で目にした際にはつい見とれてしまい購入してしまいました。
以前ご紹介したシュコー製987型ボクスター/ケイマンがポルシェによる特注モデルであったように、997型911カレラではMINICHAMPS製の1/43モデルがメーカー特注モデルとして流通していました。つまり、メーカーお墨付きの再現度を持った1/43モデルとも言えるとも思います。
フロントマスク。先代モデルにあたる996型とは違い、伝統の丸目二灯ヘッドライトを取り戻した997型のフロントマスク。一目でポルシェ・911と分かる表情です。
サイドから。これまた一目で911と分かるサイドフォルムです。
以前、街中で997を見かけた際「このクルマほしいねん」という話をクルマに全く関心のない友人にしたところ、「これって後ろにエンジン積んでるやつやん」というレスポンスが。それほどまでに911のデザイン的なアイデンティティが確立され、広く認識されているんでしょうね。
リアから。個人的にあまり明るくない空冷時代の911は別として、水冷時代の911の中では最新型の992に比べよりシンプルなリアエンドデザインの997や991が好み。ターボモデルやGT3系の攻撃的なリアスタイルもかっこいいのですが、ウイング無しの素のカレラのクリーンさがとってもいいなぁと感じてしまいます。
"Carrera"エンブレム。
先述の通りホイールは最もスタンダードな18インチのもの、実はBBS製だそうです。ブレーキキャリパーもSモデルでは赤いキャリパーになりますが、スタンダードなカレラでは黒いキャリパーが装着され、ミニカーでもバッチリ再現されています。
内装はオールベージュ。濃色系のボディカラーに合わせるといい雰囲気を醸し出しています。
派手さは無く、むしろシンプルでとてもドイツ車的、なおかつ流麗なクルマ…。現行の992や先代991の後期モデルではスタンダードなカレラでもターボエンジンが搭載されていますが、この頃の911は当然ながら自然吸気のフラットシックスを搭載。やはり自然吸気のフラットシックスを味わってみたい、いつかは。
まとめ
素の997カレラの良さは見聞きする情報だけでも何となく感じ取れますが、やはり生で味わってみたいなぁと思ってしまいます。ただ、987/981ケイマンもかなり魅力的な一台。どちらを味わうか、なんて早くそんな贅沢な悩みをしてみたいものです。
この997は特に好みなカラーリングですし、飾っていてもとても満足感が高い1台。かつてポルシェ自体からも公式グッズとして販売されていたミニカーと同じ金型を使用した1台ということもあって全体的なプロポーションからディテールの細かい表現まで申し分ありません。そして、997後期モデルもMINICHAMPSからリリースされているようなのでどうしても気になってしまいます。
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