トミカ NO.43 ホンダ NSX
12月ももう半ばを過ぎてしまって、もうすぐ2016年も終わりなコトに驚きを隠せません。
2016年最後の第三土曜日、早速今月のトミカを紹介していきましょう。
トミカ NO.43 ホンダ NSX
いよいよ日本でも歴史を刻み始めた二代目ホンダNSX。2016年のトミカ新車のラストを飾るのにふさわしい一台だと個人的には思っています。先代NSXの生産終了から長い年月が経ちましたが、こうして日本にまたスーパースポーツカーが一台誕生した事を一クルマ好きとしてとても嬉しく思っています。庶民には到底手が届かない2,370万円というプライスタグを引っさげての登場ですから、個人的には憧れの存在といった感じです。3.5L V6ツインターボエンジンと三基のモーターが発揮するのは581馬力、とてつもなく速そうです。
今回のトミカはおそらく実車のバレンシアレッドパールを再現しているのだと思いますが、バレンシアレッドパールは670,000円のオプションカラーなのだとか、流石スーパースポーツといったところ。
フロントは先月のBMW i8でもいい意味でかなり驚かされるほどの完成度でしたが、今回のNSXもそれに比肩すると言ってもいいかなと思います。実車でも特徴的なLEDヘッドライトのツブツブ感もうまく再現されていると思いますし、バンパーの大型ダクトはグリル部分は違う質感でしっかりと表現されています。最近のトミカで個人的に気になっていた塗料の飛びも今回はそこまで感じません。
サイド。よく見ると前後のタイヤ径が異なっています、実車でもフロント19/リア20インチとリアタイヤの方が大径なのですがそれもバッチリ再現されていました。トミカでもここまで再現してしまうのか、と個人的にはかなり驚いたポイントです。また、刀のようにシャープなボディラインがステキです、流石スーパースポーツ。
ちなみに私自身はこれくらい斜めのアングルからが好きだったりします。サイドのエアインテーク部分もしっかりブラック塗装されていますね。
リアエンジンフードからはパワーユニットがチラリと。カーボンルーフも塗り分けで再現されているようです。
リアから。一昔前のトミカではまず省略されていたであろうテールランプの塗り分けも健在、バンパーダクトの塗り分けやディフューザーの形状も納得の仕上がりです。
初回限定版
…、今回も入手できませんでした。なんとも悔しい。
NSXの人気を思い知りましたね。
色々なクルマと
2016年のホンダスポーツトミカ
思えば今年はホンダスポーツのトミカが豊作の一年でした。
1月には軽コンパクトスポーツのS660のトミカ、7月にはNSX同様復活を遂げたシビックタイプRのトミカと今なおカリスマ的な人気を誇るS2000タイプSのトミカが登場しましたね。
シビックとS2000のトミカは当ブログでも紹介しているので是非。
来月には初代NSX TypeRのトミカプレミアムも発売、楽しみです。
NSXたち
過去、初代・二代目のNSX TypeRはそれぞれトミ化されています。ちなみにこの2台は私の幼少期のお気に入りのトミカでもあったので、特に初代NSX-Rのトミカは結構痛んでいます。これもある意味トミカらしい姿とも言えるのでしょうね。
個人的にはNA2型TypeRが好きだったり。今ではかなりのプレミア価格で取引されるクルマとなりましたね。
怒涛のスーパーカーラッシュ
2016年は10月のR35 MY17モデルを皮切りに、11月はBMW i8、12月はNSX、とトミカ新車においても怒涛のスーパーカーラッシュでしたね。こうして夢を与えてくれるクルマたちがトミカとなるのは嬉しい限りです。
まとめ
日本を代表するスーパースポーツとして再び世界のライバルに殴り込みをかけた新型NSX、早速のトミカでの登場は驚きましたが今回もかなり出来が良く仕上がっていると思います。今回も初回限定版はかなり足が速くなっているようなので気になった方は早めに動かれることをおすすめします。今後のNSXの進化に期待ですね。
TFZ SERIES 5 レビュー ダイナミック型イヤホンの良さを実感できる一本
久しぶりにイヤホンを購入、以前から気になっていた一本ですが購入後しばらく使ってみた感想を書いていきます。
TFZ SERIES 5
今回購入したのは中国のメーカー、TFZのSERIES 5です。ちなみにTFZは以前のTTPODにあたるのだとか。すでに日本でもeイヤホン等で正規取扱いが始まっていますが今回もAliExpressのHCKさんから購入しました。
記事執筆時点で$82と日本国内での販売価格(約1.2万円)よりかなり安いのですが、このイヤホンのHCKでのTwitterのフォロワー向け価格はかなり衝撃的です。それ故表には出せない価格となっているため気になる方はHCKにDMで聞いていただければと思います。私(@ha1le)にTwitterのDMで聞いていただいても大丈夫ですよ。
※2017/8/9 追記
現在はHCKさんでのSERIES5の取り扱いは終了しています。
※追記終
パッケージ・外観
冒頭の立派な箱を開封してまず気づくのが紙類の多さ。左下のいい感じの男性が写っているモノは冊子になっています。
開いた中には怪しげな日本語での記述もびっしりと。注意書きだけでなくラインナップ紹介が行われていたりとなかなか面白いです。
S・M・Lサイズに加えてダブルフランジとフォームタイプのイヤーピースが付属。他にもイヤーフックやケーブルクリップも付属していたりとなかなか豪華ですね。
レザー調の素材でできたポーチも内側が起毛処理されていたりとレベルが高く感じます。
本体はパッと手にすると大きく感じますが見た目以上に軽く装着感も良好です。 装着感の良さはかなり私自身も気に入っているポイント。フェイスプレートはヘアライン仕上げでとてもかっこいいですね。いかにもリケーブルできそうな見た目ですがリケーブルは不可能です。
本体にメーカーのURLが記されているイヤホンもかなり珍しい気がします 笑 筐体の裏側はマットな素材となっているため耳に入れた時のひんやり感がなく嬉しいですね。
銀メッキ銅線が採用されているというケーブル。分岐から先のイヤホン本体側はチューブが巻かれています。編み込みも丁寧で比較的絡みにくくいいケーブルですね。
プラグはL字型とストレート型の中間のようなデザイン。ケーブルへの負担も少なくいいなとは思うのですが、赤字で大きく書かれたTFZの刻印は正直微妙です。
各種スペック。ドライバーはダイナミック型1発です。
肝心の音
※試聴環境はONKYO DP-X1直挿し、各種イコライザー系はOFF、主にアニソンを聞く一個人の感想です※
私はエージングに関しては全肯定派なのですが、今回のSERIES 5は先ほどの冊子にも記述があるようにメーカーもエージングを推奨しているようです。普通スタイルの音楽かどうかは分かりませんが私もスマートフォンに繋いで約300時間ほど鳴らしっぱなしにしました。
当初、箱出し直後の段階でも低域が多めながらかなりいい音だったためエージングは要らないかもしれないな、とは思ったのですが鳴らし込みを続けているうちに低域がかなり落ち着き、200時間を超えるあたりからは中高域も良く伸びるようになり現状では期待以上の音を鳴らしてくれています。
その上で「低域がしっかりしたドンシャリホン」というのが現在の印象です。「しっかりした」とあえて抽象的な表現にしたのは、比較的低域の量感を感じるにもかかわらず土台としての役割を果たしているなと感じたため。つまり、中高域をマスキングすることなく、それでいてベースやバスドラムの音を迫力を殺さずに伝えてくれます。
また、低域が主体のイヤホンながら中高域も綺麗に伸び、自然に鳴らしてくれるのはダイナミック型イヤホンの美点ですね。さすがにIE800のような高級ダイナミック型機やBA機と比較すると劣りますが価格を考えると解像度も高いと思います。中高域の金属的な響きも少なく聞き疲れしないため本当に優等生といった印象です。
私のようにアニソンをメインで聴く方はもちろん、ポップスや骨太さを生かしてロックを聴く方も気に入るかもしれません。
まとめ
以前から気になっており、eイヤホンで試聴したうえでHCKで注文するという不思議なルートでやってきたこのTFZ SERIES 5。現時点では非常に満足できる一本だなと思っています。私自身、IE800の購入以降見事にダイナミック型イヤホンの虜となってしまったのですが、このSERIES 5もダイナミック型イヤホンらしい骨太な低域と自然な中高域、それに素晴らしい装着感にすっかりお気に入りの一本となってしまいました。当初はIE800に次ぐサブ機として普段使いで活躍してもらおうと思っていましたが、現在では家でもIE800と並んで使うようになるほど気に入ってしまいました。
国内価格である1.2万円となるとRHA MA750やSIMGOT EM700といった優秀なダイナミック型イヤホンがライバルになると思いますが、それらとも十分対等に張り合えるだけの実力の持ち主だと思います。それを考えるとHCKの割引後の価格はいい意味で恐ろしい。中国本国ではTFZ SERIES 5sというバージョンアップ版も販売されており、そちらはSERIES 5とは音も異なるのだとか。機会があれば聴いてみたいですね。
かなりべた褒めしてしまった感がありますが、SERIES 5、買ってよかったです。
TFZ SERIES5【ダイナミック型イヤホン 銀メッキOFCケーブル採用モデル】 TFZ-SZ5
- 出版社/メーカー: Wisetech
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: エレクトロニクス
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京商 J-Collection 1/43 NISSAN FAIRLADY Z NISMO ホワイト
少しばかりご無沙汰していました。
先日購入したイヤホンについても後日書こうと思いますが、今回は先日秋葉原で入手したミニカーをご紹介。
京商 J-Collection 1/43 NISSAN FAIRLADY Z NISMO
言わずと知れた日産のスポーツカー、フェアレディZ。前回の記事ではZ34 NISMO パトロールカーのトミカをご紹介しましたが今回はZ33を。私の家族が数年前にZ33を中古で購入し、私自身もZ33の1/43モデルを長い間探していたため待望の入手です。
このミニカー、中古1000円で入手したのですが約10年前の新品での販売当時も2000円ほどだったようです。最近の1/43ダイキャストモデルに比べるとかなり買いやすい価格ですね。
フロントマスク。NISMO純正オプションのフルエアロを纏った一台なため、フロントバンパーも通常のZ33とは異なっています。このNISMOのZ33用エアロキットはグランツーリスモとのコラボレーション品なのだとか。ボンネットのデカールや日産のエンブレム、ヘッドライトのオレンジの彩色も再現されていますね。
サイドから。少しばかり車高が高い気がしますが新品当時の販売価格や10年前のモデルとも考えると個人的には許容範囲内かなと。サイドスカート・リアウイングを装着しているとノーマルのZ33とはまた少し印象が異なっていますね。ホイールもNISMOのオリジナルモデル。
リアから。リアウイングの存在感をかなり感じます。デカール類の再現はさすが1/43モデル、流石に最近のモデルと比べると若干造形にシャープさが感じられないのですが個人的には満足です。
マフラーはメッキパーツで再現されています。テールエンドの口径が小さく少しばかり寂しいですかね。
Z33のアイデンティティーと言えるかもしれない車内のタワーバーも上手く再現されていますね。Z33に乗る身としては実車ではこのタワーバーがトランクの積載性をかなり損なっているのは事実なのですが、このクルマに乗っている喜びを感じるポイントとも言えるかもしれません。後継モデルのZ34ではタワーバーもかなり小型化されていますよね。
内装もメーターパネルやハンドル等、思っていた以上に細かく再現されていました。
Z33といえば素敵なのがグラマラスなリアフェンダーのライン、ミニカーになってもやはりイイものですね。
まとめ
中古での入手だったためかなりお値打ちな価格で買えたZ33。古いモデルのため全体的な完成度は最近のモデルには劣りますが個人的な思い入れも含めて嬉しい出会いでした。Z33のダイキャストモデルはこれからも引き続き探していきたいなと思っています。