(2017年 4月新車)トミカNO.21 アバルト 124 スパイダー
4月新車もこれが最後の紹介、気になっていた初回限定版を手にできませんでしたが紹介していきます。
トミカ NO.21 アバルト 124 スパイダー
その存在が明らかとなった際、かなりの衝撃が走った一台がこの124スパイダーです。何と言ってもあのND型マツダ ロードスターをベースとする一台であるということ、そして、このクルマが広島産であるということに個人的にはかなり衝撃を覚えました。日本に導入されているのはサソリ毒でドーピングされたアバルトモデルのみですが、本国などでは通常モデルのフィアット124スパイダーも販売されているようです。日本国内でロードスターと競合するのを嫌った格好でしょうね。
FIAT&ABARTH MAGAZINE(フィアット&アバルトマガジン) (NEKO MOOK)
- 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
- 発売日: 2016/10/31
- メディア: ムック
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フロントマスク。ロードスターとはまた趣が異なりますが、少しばかり懐かしさも感じるフロントマスクです。ただ、バンパーの赤い差し色なんかにサソリ毒を感じます。ボンネットなどのツートンカラーの塗り分けは予算に合わせてラッピングと塗装とで選択できる仕様だそう。オーナーに対して柔軟ですね。
サイドから。こちらからもNDロードスターの面影はあまり感じません。強いて言うならばドアのボディラインくらいかな。実際にボディの全長も124の方が139mm長いようです。
”スパイダー”の車名通りオープンドライブを楽しむクルマですから、トミカでもルーフの取り外しはもちろん可能になっています。
リアから。リアフェンダーの盛り上がり方やテールランプなんかはかなりNDロードスターとは印象が異なっていますね。まったく別物な印象をうけます。
NDロードスターと
同じくトミカとして販売されているNDロードスターとも比べてみましょう。
まず異なっているのが心臓部。ロードスターがマツダ製の1.5L NAエンジンを搭載するのに対して、124スパイダーはイタリアで生産されて日本に持ち込まれた1.4L ターボエンジンを搭載。実際に実車を見かけてもかなりサウンドは異なっているなという印象を受けた記憶があります。124スパイダーはアバルトらしい攻めた音でかっこよかった。
フロントとリアから。ご覧の通り全くの別物ですね。どちらも甲乙つけがたいかっこよさを持っています。124スパイダーのツインデュアルマフラーには心惹かれるものがありますが…。
感心したのが内装の作り分け。NDロードスターが右ハンドルなのに対して、124スパイダーは左ハンドルです。ただ、国内で正規販売されている124スパイダーは全て右ハンドル仕様の模様ですが…。どちらもマツダコネクトを搭載しているようですね。
シャシーも似てはいますが全く別物だと思われます。ただ、スケールが1/57で同じなのは、並べて飾るユーザーとしては嬉しい点かもしれません。
まとめ
金型から異なっている初回限定版が入手できずかなり残念でしたが、1/57と比較的大きい一台なので手にした時の重量感には結構驚きました。実車同様にNDロードスターのトミカと見比べてみても楽しいと思います。