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Android版HF Playerのオープンβテストが開始 早速触ってみた

 

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 ONKYOが提供するスマートフォン向け音楽再生アプリ、HF Player。私もiOSで音楽を聴いていた時代にはかなりお世話になっていました。今愛用しているDP-X1等”オンパイ”のAndroid搭載プレーヤー専用のMusicアプリもベースはこのHF Playerとなっているようです。

 

av.watch.impress.co.jp

そんなHF Playerが大幅な内容のアップデートを前に、Android版でβテストを開始との一報。DP-X1で早速試してみました。

 

 

Playストアからオープンベータに登録

 ※前述の通りAndroid版向けです

 

nullgadget.hatenablog.com

以前、DP-X1等専用Musicアプリで実施されたオープンベータテストと基本的には同じ方法で登録します。適用方法はリンク先の記事に細かくまとめていますが、こちらでも軽く触れておきましょう。

 

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 PlayストアからHF Playerのページにアクセス。当該アプリのページの最下部には「ベータ版を使ってみる」との表示が。

 

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登録をタップするとこのような表示に。あくまでもベータ版ですから当然リスクも承知の上で登録しましょう。

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さらに登録をタップして数分間待機するとベータ版テスターになりましたとの表示が。更新をタップすると実際にアプリのアップデートが開始されます。

 

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アップデートが完了すると開くの表示が。

 

 

アップデート完了

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アップデート完了後、HF Playerを初回起動時には使用状況送信に関する表示が。

 

更新後

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そしてこれがアップデート後の再生画面です。青の差し色があり、各アイコン等も以前に比べると率直にかっこよくなったなと感じました。ただ、この音源は24bit/96kHzの音源ですが実際には48kHzにダウンサンプリングされて出力されています、ここはDP-X1のMusicアプリとは異なる点です、そしてHF Playerの仕様ですね。

 

オーディオ&ビジュアル製品情報:Onkyo HF Player

※88.2kHz以上は、Android端末の仕様により、44.1kHzまたは48kHzにダウンサンプリングされます。 

 

 

 

更新前

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比較用にアップデート前の再生画面も。以前からも薄々感じてはいましたが古さを感じます。このバージョンには音量調節バーもありませんね。

 

DP-X1用Musicアプリと…

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さらに比較用にDP-X1/X1A用のMusicアプリの再生画面も。シャッフル/リピートや曲送り/戻しのアイコンが今回の更新版HF Playerとかなり似ています、というか同じものではないでしょうか。

 

ベースが同じゆえ…

更新後HF Player フォルダ選択画面 (DP-X1)

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更新後HF Player フォルダ選択画面 (Xperia Z5)

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さらにフォルダ選択画面、この画面を見た瞬間思い起こされたのはやはり…

 

DP-X1/X1A用Musicアプリ フォルダ選択画面

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DP-X1用Musicアプリのフォルダ選択画面、相当似ているデザインです。とはいえ、元はMusicアプリのベースもHF Playerで、当然どちらのアプリも開発元が同じですからこうなるのは必然でしょうね。

 

楽曲選択画面

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上は今回の更新版HF Player、下はDP-X1用Musicアプリのアルバム選択画面、こちらも細かい部分を除いてほぼ同様のデザインです。

 

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また、今回のHF Playerではアルバムやアーティストなどの選択画面で途中、広告が挿入されています。

 

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アンロック版(1000円)を購入すれば広告は非表示に、また、USB DAC接続時のアップサンプリング機能やダウンコンバートなしの出力が可能になるようです。

 

その他

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同じく上が今回のHF Player、下がMusicアプリのサイドメニュー。

 

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同じく上がHF Player、下がMusicアプリのイコライザー設定画面。

 

と、従来は専用アプリだったMusicアプリとかなり共通化されたデザインとなっているようです。古さを感じさせられる印象だった更新前のHF Playerよりもかなり近代的なデザインですね。

 

「プチリリ」対応

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petitlyrics.com

これも以前の専用Musicアプリの大型アップデート時に追加されていた機能ですが、プチリリによる再生画面での歌詞の表示が可能となりました。UI変更と同じくかなり大きなアップデートポイントですね。歌詞表示は個人的にDP-X1のMusicアプリでも気に入っている機能で、これが無料版でも使えるのはイイですね。

 

まとめ

f:id:nullgadget:20170807160201j:plainというわけで個人的に気になった点を駆け足で紹介してききましたが、個人的には”使える”アップデートではないかなと思います。とくにこれまで古さを感じざるを得なかった再生画面等のUIがかなり近代的なモノへと変更されたのは嬉しいですね。

 

今回のβテストは8/7から8/20にかけて実施され、8月末から9月上旬に本公開される予定とのこと。ベータ版故に挙動等が不安定となるリスクを覚悟の上で楽しんでみるのもいいかもしれません。

 

 

 

ヒトリゴト

ヒトリゴト

 

 

 

 

 

マジョレット アルファロメオ 4Cスパイダー

 

魅力的な新車が登場していることは知りつつも、なかなか縁がなかったマジョレット。

 

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久々にコレは!と思える一台を見つけたので紹介していきます。

 

アルファロメオ 4Cスパイダー

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www.alfaromeo-jp.com

アルファロメオの軽量スポーツカー4C 、そのオープンモデルである4Cスパイダーです。1.75L 直4ターボエンジンをミッドに搭載し、フルカーボンモノコックを採用、ただし6速DCTのみの設定だそう、車重はわずか1060kgとのことです。もう少しあちらの方が軽いとはいえ現代の元祖ライトウエイトスポーツ、ロータス エリーゼっぽさも感じます。


2016 Alfa Romeo 4C Spider (240hp) - pure SOUND (60FPS)

すごいサウンド、とても市販車の4気筒ターボの音とは思えません。吊るしの日本車ではまずありえないような刺激的な音です。

 

アルファといえばレッドのイメージがかなり強い一台ではありますが今回の一台はホワイトボディにブラウンの内装な仕様、こんな一台で海岸沿いをドライブしてみたいところですが、私のようなかっこ悪い人間が乗るには申し訳ないですね。お値段は849万円から、ポルシェ ボクスターあたりがやはり対抗馬なのでしょうか。

 

 

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フロントマスク。ジュリエッタやミトといった最近のアルファロメオのモデルと同じ印象を受けるクリッとしたヘッドライトや伝統の逆三角型グリル。ヘッドライトの奥行きある表現はトミカよりもマジョレットの方は一枚上手な気がしますね。

 

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サイドから。ドアからサイドインテークにつながるボディラインがとてもステキ、イタリア車らしい色気を感じます。メッキのホイールをブラックアウトしてみたい気もします。

 

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リアから、素直にかっこいいです。リアのアルファロメオエンブレムもかなり細かく再現されています。バンパー下部のエギゾーストパイプやディフューザー形状の再現もさすがに彩色まではされていませんが、実車にも劣らない形状美です。

 

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ミッドシップモデルらしくリアカウルのエアインテークもタンポで再現されています。

 

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このマジョレットにグッときた一つの要因でもあるブラウンの内装。写真ではうまくお伝えできませんがインパネもかなり細かく作り込まれています。ちなみに実車のフロントスクリーンフレームもカーボン製だそう、マジョレットでは黒塗装で再現されています。

 

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手元で目についたトミカの欧州スポーツカーたちと。981ボクスター、乗りたい… 718もいいけどFlat6…

 

まとめ

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個人的にはぶっ飛んだスーパーカーよりもこれくらいのスペックのスポーツカーの方が好きだったりするのですが、この4Cもとても魅力的に映る一台でした、音イイなぁ…。

 

AUTOart 1/18 アルファロメオ 4C (メタリック・レッド)

AUTOart 1/18 アルファロメオ 4C (メタリック・レッド)

 

 

マジョレットはこれからもマイペースに追えればいいかなと思っています。

 

 

B&O PLAY Beoplay H5 ファーストインプレッション コレは長く付き合えそうな予感(→追記あり)

 

 

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先日、Bluetoothイヤホンが欲しい!なんて記事を書いたのですが、遂に手に入れてしまいました。そう、何とかしてでも手に入れたいと思わせてくれるまでに初めて出会った時の衝撃が大きいイヤホンでした。

 

まずは軽いファーストインプレッションを書いていきたいと思います。

 

Bang&Olufsen B&O PLAY Beoplay H5

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デンマークのオーディオブランド、Bang&Olufsen。ホームオーディオはもちろん、個人的にはアストンマーティンアウディなどの高級車メーカーのオーディオシステムに採用されていることで耳馴染みがあるブランドです。B&O PLAYはその中でも若年層向けのブランドなのだとか。今回購入したのはそんなB&O PlayのBluetoothイヤホン、Beoplay H5というモデル。カラーはブラックです。

kanjitsu-boplay.jp

本体

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やや大きめの本体はラバー調の素材メインで耳あたりがかなり優しく、装着感も悪くありません。B&Oのロゴが輝いていて適度に高級感も感じさせてくれます。

 

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裏側はこんな感じ、一面ラバー調の素材です。

 

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ケーブルは布巻きでとても手触りが良く、太さも細すぎず、太すぎずといった印象。

未使用時にはネックレスのように首に掛けておけるので、一般的なラバー素材のケーブルよりもこれくらいしっかりしたケーブルの方が安心できそうです。

 

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本体L側にはLEDが内臓されており、電源ON/OFF時には白LEDが点灯。

 

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端末とのペアリングモード時には青LEDが点滅します。眩しすぎず暗すぎず、視認性も良好です。

 

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リモコンの表/裏はこのような感じ。電源ON時は再生ボタンを1秒程度押し、ペアリングモード時には再生ボタンを3秒程度長押しします。

 

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そして電源OFF時には左右のハウジングを本体のマグネットでくっつけるだけ。起動が早く、煩雑な操作をせずに使用できるのはとてもイイですね。

 

付属品

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付属品はこんな感じ。コンプライが3サイズ、シリコンイヤーピースが4サイズ、ケーブルクリップが3つ、キャリングポーチ、充電用チャージングキューブ、クイックガイドといった内容です。キャリングポーチも手触りが良く所有感を満たしてくれます。

 

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そして良く考えられているなと感心したのがこのチャージングキューブ。

 

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このような形で使用しない時にはパチっとはめてカッコよく保管しておけるのですが…

 

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本体の充電もこのまま行います。本体が充電中にはオレンジのLEDが点滅。

 

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充電が完了すると緑のLEDが点灯します。

 

この充電システム、ガジェット好きとしてカッコよさに非常にそそられるだけではなく、microUSB端子のように破損を心配せずに手軽に充電できて、使用しない際には決まった位置に保管しておけるという点でとてもユーザー目線から考えられた良いシステムではないかと思います、とてもイイ

 

専用アプリも

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App Store/Play StoreからダウンロードできるBeoplayという純正アプリ。B&O PLAY系製品向けのアプリのようです。

 

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端末とペアリングして手元のBeoplay H5を登録すると。

 

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再生/停止、曲送り/戻しだけではなく…

 

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中央の白い球を動かすことでイコライザーのように直感的に音を変えることも可能です。さらにこのアプリを使用してBeoplay H5本体のファームウェアアップデートも行います。

 

肝心の音は…?

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「こんなに手軽にこんなに良い音で音楽が聴けるのか…!」

 

これが率直な感想です。

  

私の愛機、SENNHEISER IE800と同じくダイナミック型ドライバー1発の構成の本機ですが、そのIE800と同じくまさに私の好み通りの音を鳴らしてくれます。

 

中低域が不必要に膨らみすぎることなく全体的に抜けがいい音で、シンバルの音なども細かく拾ってくれます。また、ボーカルの分離も良く音場も広めで、かなり爽やかで聴いていて気持ちいい音です。低域が少なすぎる訳でもなく、制動の効いた質のいい低音が耳に入ってきてくれます。

 

約3万円という価格を考えると、ワイヤレスであるという点を抜きにしてもダイナミック型イヤホンとしてかなり優秀ではないかなと思います。

 

 

まとめ

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このBeoplay H5 、私自身は初めて音を聴いた瞬間に完全に一耳惚れしてしまいました。久々に心の底から「欲しい!」と思えるプロダクトに出会えたと、しばらく眠っていた物欲を猛烈に刺激されたわけです。

 

まずは「ワイヤレス=音が…」なんて考えを捨てて、聴いていて楽しい音を鳴らしてくれるイヤホンが好きな方にはぜひ聴いてほしい、そんな一本です。 

 

実際に手元に来てからこのイヤホンをつけて外出してみましたが、すでにケーブルのない自由さに虜にされそうです、そして音もかなりイイ。コレは購入後間もない現時点でもかなりお気に入りに、そして長い付き合いになりそうな予感がします…

 

使い込んでの感想はまた後日書きたいと思います。

  

 

 

※追記

 

この記事を書いた直後に充電ができない不具合が発生してしまい、その後Beoplay H5とは返品するという形でお別れしました。

 

本体側ではなく充電器側が故障していた模様で、充電器のみ交換して使い続けることもできたのですが、 少しこの先が不安になったということもあって返金という形になりました。

 

工業製品である以上、故障は致し方ないため今回は私の運が悪かったのだと思います、こればかりは仕方がないですね。今回は一度手放すこととなりましたが、また機会があれば購入したいと思います。短期間ではありましたが、私のこれまでの所有機の中でもかなり深い印象を残してくれた一本でした、いずれまた使い込みたいですね。

 

※追記終