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(2017年 4月新車)トミカNO.21 アバルト 124 スパイダー

 

4月新車もこれが最後の紹介、気になっていた初回限定版を手にできませんでしたが紹介していきます。

 

トミカ NO.21 アバルト 124 スパイダー

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その存在が明らかとなった際、かなりの衝撃が走った一台がこの124スパイダーです。何と言ってもあのND型マツダ ロードスターをベースとする一台であるということ、そして、このクルマが広島産であるということに個人的にはかなり衝撃を覚えました。日本に導入されているのはサソリ毒でドーピングされたアバルトモデルのみですが、本国などでは通常モデルのフィアット124スパイダーも販売されているようです。日本国内でロードスターと競合するのを嫌った格好でしょうね。 

 

トミカ No.21 アバルト 124 スパイダー (箱)

トミカ No.21 アバルト 124 スパイダー (箱)

 

 

FIAT&ABARTH MAGAZINE(フィアット&アバルトマガジン) (NEKO MOOK)

FIAT&ABARTH MAGAZINE(フィアット&アバルトマガジン) (NEKO MOOK)

 

 

 

 

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フロントマスク。ロードスターとはまた趣が異なりますが、少しばかり懐かしさも感じるフロントマスクです。ただ、バンパーの赤い差し色なんかにサソリ毒を感じます。ボンネットなどのツートンカラーの塗り分けは予算に合わせてラッピングと塗装とで選択できる仕様だそう。オーナーに対して柔軟ですね。

 

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サイドから。こちらからもNDロードスターの面影はあまり感じません。強いて言うならばドアのボディラインくらいかな。実際にボディの全長も124の方が139mm長いようです。

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”スパイダー”の車名通りオープンドライブを楽しむクルマですから、トミカでもルーフの取り外しはもちろん可能になっています。

 

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リアから。リアフェンダーの盛り上がり方やテールランプなんかはかなりNDロードスターとは印象が異なっていますね。まったく別物な印象をうけます。

 

NDロードスター

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同じくトミカとして販売されているNDロードスターとも比べてみましょう。

 

トミカ No.26 マツダ ロードスター (箱)

トミカ No.26 マツダ ロードスター (箱)

 

 

 

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まず異なっているのが心臓部。ロードスターマツダ製の1.5L NAエンジンを搭載するのに対して、124スパイダーはイタリアで生産されて日本に持ち込まれた1.4L ターボエンジンを搭載。実際に実車を見かけてもかなりサウンドは異なっているなという印象を受けた記憶があります。124スパイダーはアバルトらしい攻めた音でかっこよかった。

 

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フロントとリアから。ご覧の通り全くの別物ですね。どちらも甲乙つけがたいかっこよさを持っています。124スパイダーのツインデュアルマフラーには心惹かれるものがありますが…。

 

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感心したのが内装の作り分け。NDロードスターが右ハンドルなのに対して、124スパイダーは左ハンドルです。ただ、国内で正規販売されている124スパイダーは全て右ハンドル仕様の模様ですが…。どちらもマツダコネクトを搭載しているようですね。

 

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シャシーも似てはいますが全く別物だと思われます。ただ、スケールが1/57で同じなのは、並べて飾るユーザーとしては嬉しい点かもしれません。

 

まとめ

f:id:nullgadget:20170415235156j:plain金型から異なっている初回限定版が入手できずかなり残念でしたが、1/57と比較的大きい一台なので手にした時の重量感には結構驚きました。実車同様にNDロードスタートミカと見比べてみても楽しいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

(2017年 4月新車)トミカプレミアム NO.14 トヨタ スープラ

 

4月のトミカプレミアム2台目。これまたファンの多い一台ですよね。

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トミカプレミアム NO.14 トヨタ スープラ

"THE SPORTS OF TOYOTA"

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初期のワイルドスピードでも大活躍した80スープラ。日産のRB26DETTと双璧をなす国産最強直6ターボエンジン、2JZ-GTEを搭載し、今なお多くの人に愛される名車ではないでしょうか。個人的にはスカイラインGT-Rよりもお目にかかる機会が少ないなと感じていて、見かけた際にはじっと見つめてしまうようなクルマです。かなり大柄なエアロパーツで武装された個体が多い車種でもあるので、素の状態で見ると攻撃的というよりは美しさを感じるデザインですね。

 

トミカ トミカプレミアム 14 トヨタ スープラ

トミカ トミカプレミアム 14 トヨタ スープラ

 

 

 

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フロントマスク。大きめのヘッドライトもお得意のクリアーパーツで再現されていたり、細かい部分の彩色もバッチリ。サイドマーカーが装着された車両はどうやら前期型に当たるようです。

 

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サイドから。曲線メインの美しいクーペです…。いい意味でトヨタが作ったクルマとは思えない、色褪せないデザインですね。

 

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リアから、大型のリアウイングがすごい存在感です。細かい彩色も文句なしですね。マフラー内部もブラック塗装されているあたりはプレミアムの意地を感じます。直6特有の甘い音を奏でながら駆け抜けていくスープラやR32~R34GT-R、M3なんかを目にするとハッとしてしまうのがこの記事を書いている人の悩みです。

 

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ドライバー側に全てが向けられた80スープラのコックピットも再現されていました。どうでもいいことかもしれませんが、ハンドルとシートがかなり接近していて、このトミカのような状態ではかなり運転するのが大変そうですね 笑

 

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ホイールももちろん専用品が奢られています。

 

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一つ前の記事で紹介したR33はIDXと入れ替わる形で登場しましたが、このスープラも同じくトヨタのコンセプトカーであるS-FRと入れ替わる形での登場です。「最新のコンセプトカーをトミカとして出す」という企画はかなり面白いものだったと思うので、今年の東京モーターショーの際にも期待したいものです。S-FRのトミカが欲しい!なんて方は流通在庫限りなのでお早めに。

 

 

nullgadget.hatenablog.com

トミカ トミカプレミアム14 トヨタ S-FR

トミカ トミカプレミアム14 トヨタ S-FR

 

 

余談

私はミニカーの紹介記事を書く際には、そのクルマについて色々と調べながら書いているわけなのですが、 今回色々調べている中で目についたのがこの記事。

gazoo.com

織戸さんが80スープラに乗っていると言う話は知っていたわけですが、このスープラ、率直にかっこいい。

 

まとめ

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以前、86 GRMNの記事で80スープラの登場にも期待なんてことをボソッと書いていたのですが、それから一年後にはこうして自分のブログで紹介できるとは思いもしませんでした。最近ではBMWと共同開発でスープラの名が復活するという話もかなり聞きますよね。

response.jp

 

80スープラも根強いファンを持つ一台ですし、待ち望んでいた人も多いはず。そんな方々の期待にも応えてくれる一台だと思いますよ。

(2017年 4月新車) トミカプレミアム NO.13 日産 スカイライン GT-R (R33)


 

今月もトミカ新車がやってきました。

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トミカスタンダードラインからは今話題のライトウエイトスポーツ、そしてプレミアムからは今でも根強い人気を誇る名国産6気筒ターボスポーツが登場と、かなり濃いラインナップだと思います。早速このクルマから紹介していきましょう。

 

トミカプレミアムNO.13 日産 スカイライン GT-R

”マイナス21秒ロマン”

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説明するまでもない日本を代表するスポーツカーであるスカイラインGT-R。R32型に始まる名機RB26DETTを搭載するモデルは第二世代GT-Rと呼ばれたりしますが、その中でもトミカの中である意味取り残された感のあったR33型がついに現代のクオリティでトミカとして登場です。

 

トミカ トミカプレミアム 13 日産 スカイライン GT-R

トミカ トミカプレミアム 13 日産 スカイライン GT-R

 

 

 

最近のトミカと第二世代GT-Rの関係

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というのも、トミカでは近年R34はトミカプレミアムとして新金型が登場し、R32も同じく新金型が登場していたため、第二世代GT-Rの中でもR33の新金型の登場を期待していた方も確実にいらっしゃったはずです。私もその一人だったりしますが 笑

そんな中で、R33がトミカプレミアムで登場するとの発表が。奇しくも日産のコンセプトカーであるIDXが廃盤となり入れ替わる形での登場だったため、現在のトミカプレミアムが向かう方向性を感じてしまうのも確かですが、第二世代GT-R好きとしてはやはり嬉しさを隠せませんね。

 

 

 

トミカ トミカギフト 栄光のGT-Rセット

トミカ トミカギフト 栄光のGT-Rセット

 

 

 

追記

 

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nullgadget.hatenablog.com

そんな話をしていると、1年後にR32もトミカプレミアムとしてデビューしてしまいました…

こちらの記事にまとめているので興味がある方はぜひ。

 

追記終

 

というわけでR33に戻りましょう。

 

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フロントマスク。最近のトミカらしくクリアパーツで再現されたヘッドライトが精悍なお顔をバッチリ再現してます。最近のクルマとは違い、グリルもすっきりとしてますね。細かいダクト類の塗り分けもバッチリ。第二世代の中でもR32やR34ほどの爆発的な人気はR33にはないかもしれませんが、やっぱりGT-RGT-R。クルマ好きとしてはこのフロントマスクにも憧れを感じてしまうものです。

 

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サイドから。R34よりも大柄なボディは実物を目にすると結構迫力があるものです。リアウイングがやはり目立ちますね。

 

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ホイール。おなじみのR33純正ホイールを再現しようとしていますね。ちなみにこの純正ホイールはお馴染みBBS製の鍛造。ZだったりGT-Rだったりと、日産のスポーツカーはレイズやBBS製の鍛造ホイール採用例が多いですね。

 

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リアから。スカイライン伝統の丸目四連テールもバッチリ。純正ではデュアルテールマフラーだったはずですが、このトミカでは砲弾型一本出しマフラーに換装(?)されています。チューンドRといえば砲弾型一本出し、そんなイメージが根強い人間なもので…。よく似合っています。たまにRB搭載車両の音を聞いたりもしますが、本当にいい音ですよね…。

 

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内装もシートの塗り分けやインパネを含め、バッチリ再現されています。

 

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最近ではZ32もトミカプレミアムで登場しましたし、そろそろシルビアあたりも来るのでしょうか…。

 

nullgadget.hatenablog.com

 

まとめ

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カリスマ的な人気を誇るR32や、もはやコレクターズアイテム化しつつある価格で取引されているR34の存在があまりにも大きすぎてついつい影に隠れてしまっているようにも捉えられてしまっているのも確かに事実なのがこのR33。しかし、私を含め、クルマ好きの永遠の憧れであるスカイラインGT-Rには違いありません。オーナーさんが本当に羨ましい。

 

そんなR33のトミカプレミアムでしたが、とやかく言う必要もなく出来はいいと思います。今後のラインナップ展開も気になるところですね。