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ぺんてる GRAPH1000 FOR PROのネイビー軸モデルを買ってみた

 

 

ぺんてるが誇る名シャープペンシル、GRAPH1000。製図用シャープペンシルという位置付けですが、同メーカーのSMASHと同様に一般筆記用としても長年にわたって絶大な支持を集めている一本でもあります。

 

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かくいう私もGRAPH1000は過去ペンに熱中していた時代の名残もあって現在でも6、7本所持しており普段もっとも頻繁に使っているペンなのですが、最近Amazonを徘徊していると偶然見たことがないモデルが販売されているのを発見。今愛用しているGRAPH1000の痛みも若干気になってきていたということもあって購入してみました。

 

GRAPH 1000 FOR PRO ネイビー軸

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GRAPH1000には主にFOR PROとCSの2モデルが存在しますが、そんな中でもカラーバリエーションとは無縁というイメージがあったFOR PRO名義で登場したのがこのネイビー軸モデル。GRAPH1000 FOR PROといえば無骨なブラック軸に黒塗装されたクリップ・口金・グリップ部分と”真っ黒”なイメージが色濃いモデルだけあって、それなりにオシャレさすら感じる色使いのモデルにこのネーミングが与えられているのはかなりビックリです。

 

 

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口金・クリップ・グリップ部分の金属はそれぞれCSなどと同様にメッキ・シルバー塗装されたパーツが与えられています。今現在は友人に譲渡してしまったのですが、以前イギリスのサイトで販売されていて思わず購入してしまった無塗装でネイビー軸だったGRAPH1000 LIMITEDの面影を色濃く感じます。

 

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個人的にお気に入りなのが芯硬度表示が黒ベース・白文字な点、GRAPH1000でこの仕様は後述する海外版LIMITEDでしかお目にかかったことがありません。

 

通常盤FOR PROと

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ご覧のように印字は剥げ、すでに軸もテカテカになってしまっている私のFOR PRO。現状ではもっとも使用頻度が高いGRAPH1000の中の一本でもあります。

 

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先述したグリップ部分、かなり印象が異なります。

 

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どちらも好き。

f:id:nullgadget:20170912233825j:plain私が初めて買ったGRAPH1000である青のCSとも。どちらかというとCSの方が今回のネイビー軸モデルと雰囲気が近いですね。

ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ PG1005 0.5mm

ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ PG1005 0.5mm

 

 

GRAPH1000 LIMITED(海外版)と

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GRAPH1000の中でもかなり変わったシリーズだったと感じているのがこのLIMITED、私は数年前に韓国のサイトで入手しました。

 

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口金・クリップ・グリップ金属部分はオリジナルのFOR PROと同様のブラックパーツを採用しながら、軸は鮮やかなグリーンやピンク、イエローを纏ったモデルが存在していたこのシリーズ、個人的には観賞用として保存しています(笑)

 

芯硬度表示が今回のネイビー軸と同じく黒ベースだったのもお気に入りですね。

 

まとめ

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突然の入手だった今回のFOR PROネイビー軸、早速普段使いとしてバリバリ活躍してくれていますが、GRAPH1000らしい抜群の筆記感は当然健在です。1000円弱するペンではありますが、ギミックに頼らない本当によくできたペンだと再認識しました。

 

ネイビーだけではなくガンメタリックも限定版として販売されているようです。この手の限定色は足が速いので気になった方はお早めに。

ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ PG1005 0.5mm

ぺんてる シャープペン グラフ1000 フォープロ PG1005 0.5mm

 

 

 

スバル ディーラー配布品 ぶつからないマグネットプルバックカー WRX S4 (WRブルー)

 

先日登場した新型レヴォーグ&WRX S4のデビューフェアがスバルディーラーで開催されていたのですが、そこで来場者プレゼントとして配布されている「ぶつからないマグネットプルバックカー」を偶然スバルディーラーを訪れる機会があった私も頂く事ができました。

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せっかくの機会ですので紹介していこうと思います。

 

ぶつからないマグネットプルバックカー WRX S4 (WRブルー)

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先週・今週と開催されていたフェア期間中の来場プレゼントとして用意されていたのがこのミニカー、当然非売品です。レヴォーグが4色、WRX S4が2色ラインナップされていましたが、私はオタクらしくオタクWRブルーを纏ったWRXのミニカーを選びました。ちなみに私が頂いたディーラーではやはりWRXが人気のようで、特にブルーはあと2、3台といった感じでしたね。

 

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フロントから。ディーラー配布のミニカーとあって、実車の細かいプレスラインまで再現されたとてもリアルな印象を受けます。各グリル類だけでなくボンネットのエアインテークまで塗り分けされていますね、細かい。フロントスクリーン上部にはしっかりとアイサイトのカメラも再現されていました。

 

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サイドから。ドアミラーが再現されていたり、ホイールも実車とかなり近いデザインになっていたりと本当に満足度が高い完成度です。こんなに小さいミニカーなのにWRX特有の筋肉質なデザインをしっかりと感じる事ができます、流石。

 

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リアから。トランクリップスポイラーやリアバンパーの塗り分け、クリアパーツで再現されたテールランプとお金を払って買ってもいいので普通に販売してくれれば買ってしまうレベルです。

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サイズ感はトミカのVABと並べてみるとこんな感じ、結構小さめです。
 

 

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他のタイミングで頂いていたインプレッサスポーツ/XVのディーラー配布ミニカーと。3台ともほぼ同じ大きさなのですが個人的にはWRXは特に造形がリアルだなと感じました。

 

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ミニカー単体でも本当に満足してしまうレベル、先述の通りですが本当に販売されたら買ってしまいそうなくらい気に入っています。

 

 

「ぶつからないマグネットプルバックカー」

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箱にはこのような台紙とセットで入っています。

 

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先行車はやはりS4ですね。

 

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遊び方はこの通り。「マグネットとして使用できます」というのは…

 

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そう、ミニカーの裏側にマグネットが装着されているのです。

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同じく台紙の裏側にも。というわけで、実車のアイサイトとは違った磁力を利用した自動ブレーキシステムが採用されているようですね。

 

遊んでみた

www.youtube.com

というわけで実際に遊んでみました。映像を観ていただければお分かりだと思いますが、実車も顔負けの制動力です。磁石の力とはいえここまでガツンと止まるとは…

 

まとめ

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 というわけで、アイサイト風の自動停止機能は面白いですが、それ以上にミニカーとしてもとても良くできた一台だと思います。なかなか入手するのは難しい一台だとは思いますが、個人的にはレヴォーグ版も欲しくなってしまうほどの完成度でした

 

 

KZ ZS5 レビュー イロモノと切り捨てることはできない、選択肢となりうる一本

  

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前々から気になっていたこのイヤホン、たまたま試聴できる機会があったので聴いてみたらそのまま買っていました…。正直扱うのが難しいのですが…いつも通り書いていこうと思います。

 

KZ ZS5 

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発表当初、Twitterでもかなり話題となっていた印象があるKZ ZS5 。中華イヤホンの代名詞的メーカーであるKZ社のイヤホンですが、わずか40$程度で買えるイヤホンとしては正直オカシイとしか言いようがない片側に2DD2BAの4ドライバーを搭載しているという点だけではなく、そのデザインがCampfire Audioのイヤホンと類似しているという点でもかなり注目を浴びると同時に賛否両論あった記憶もあります。*1

Campfire Audio バランスド・アーマチュア型イヤホン NOVA 【国内正規品】 CAM-4792

Campfire Audio バランスド・アーマチュア型イヤホン NOVA 【国内正規品】 CAM-4792

 

私自身、気になってはいたものの、正直イロモノという印象が拭えなかったので購入は見送って様子見。ただ、聴ける機会があればなぁ…とは思っていました

 

そんな中、秋葉原の某専門店で偶然キレイな中古を発見。聴いてみたところ、ちょうどスマホ音ゲー用に普段使いのイヤホンが欲しかった(言い訳)ということもありそのまま購入していました。

 

外観

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まずはイヤホン本体、本家Campfire Audioのイヤホンたちは拘ったマテリアルを使用していますがこのZS5は樹脂シェルです、価格を考えても当然でしょうね。

 

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高級感はあまり感じませんし本体の造りもあまり良くないかなというのが正直な印象です、その辺は安い中華には求めてませんが。0.75mmの2ピン端子を採用しています。

 

Auglamour R8と

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一時期ブームとなっていたAuglamour R8と並べてみました。ご覧の通りかなりZS5が大きいです。ただ重量感もそこまで感じないので装着感自体は普通かなといった印象、すごく良いというわけでもありません。少なくともステムの角度由来の装着性面での難があるR8よりは人を選ばない印象です。

 

 

付属品

f:id:nullgadget:20170826182237j:plainイヤーピースはシンプルに一般的なシリコンのモノがS/M/Lの3サイズ。

 

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純正ケーブルは低価格帯の中華イヤホンではおなじみのゴムっぽさが強い素材が使用されています。正直純正ケーブルの取り回しは良くありませんね。また、私が手に入れた個体はケーブルがリモコンマイク付きのモノ。手持ちの端末で動作確認してみたところiOS(iPhone 5s)、Android(Xperia Z5)ともに再生/停止・音量上/下が可能でした。Amazonではマイク付/無ともに同価格で販売されています。

 

 

純正ケーブルで聴いてみた

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(視聴環境:ONKYO DP-X1直挿し 主にアニソンを聴く個人の主観です)

まずは純正のケーブルで聴いてみました。

 

音楽を流してまず初めの第一印象としては、「意外とマトモな音だ」というもの。マトモな音という驚き方をするのもどうかとは思いますが、実売5000円以下で2BA2DD構成という常識では考えられない無茶な構成であるにも関わらず、ドンシャリ気味のいい意味で普通に聴いていて楽しい音に仕上がっているのには正直驚かされました。

 

低域・中域用にダイナミックドライバーを2発搭載していますが、「制動できておらず野暮ったいような邪魔な低音」ではなく、すこし盛り気味ながらも深いところまでしっかりと芯の通った音を鳴らしてくれます、正直これは予想外。ボーカルは気持ち遠めな印象で、耳元でボーカルを濃厚に聴かせるタイプのイヤホンではないかなと感じました。

 

高域は超高域用と高域用のBAを2発搭載、実際に聴いてみるとBAらしい金属的な鳴りを感じつつも、キツさを感じるような刺さりはありません。こちらもイヤな篭もり感はなく、価格なりの苦しさは感じますが、伸びるところはしっかりと伸びてハイハットの細かい音も丁寧に拾ってくれています。

 

マルチドライバー機特有の独特な立体感や音の濃さを感じられ、解像感や音の分離感も良い、この価格帯でマルチドライバー機として破綻せずに一定のバランスを保って成立しているのには本当に驚かされるばかりです、凄い。

 

リケーブルして聴いてみた

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 Amazonで売っているアップグレードケーブルもなぜか売っていたので購入、早速聴いてみました。

 

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端的に言うと「ボリュームを上げたくなる音」に変化する、という印象です。

 

明らかに全体的な解像感が向上し、特に中高域は篭もりが取れて晴れたような印象を受けます。一方、低域も一層芯がしっかりとして締まった音に変わってくれるように感じました。音に関しては、あまりリケーブルに良いイメージがなかった私自身も認めざるを得ないくらい変わったというのが率直な感想です。さらに純正ケーブルの取り回しの悪さや安っぽさもこのケーブルに変えることで改善しますね。

 

ZS5が元から持つバランスの良さを崩すことなく、さらにレベルアップさせてくれるケーブルではないでしょうか。Amazonでは1300円程度ですが、これはイイと思いますよ。

 

さらにZS6が…

 

ここに来て 金属筐体を採用したKZ ZS6が登場、もうZS6のグリーンは正直アウトな気がしますが…。

Campfire Audio ANDROMEDA CAM-4808

Campfire Audio ANDROMEDA CAM-4808

 

 

 

まとめ

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 2DD+2BAとはいえどうせ安いからダメなんでしょ、とバカにしていたのですが聴いてみて本当にビックリしました。先程も書きましたが、この価格でしっかりとしたマルチドライバーイヤホンとして成立しているのは本当に凄いです。

 

もちろん数万円クラスの高級機に音の面でのアドバンテージがあるのは確かです、当然でしょう。ただ、聴いていて飽きさせることのない良くまとまった音ですし、装着感もまずまず、すでに高級機を持つ方が普段使い用のサブ機に買うのもアリですし、この価格帯のイヤホンとしても選択肢の一つに入れてもいいのではないかとすら思ってしまいます。

 

U5000クラスでは個人的に推しているfinal E2000やEN120、SORAなどといった有力な機種がすでに存在し、ある程度のレベルに達した機種の中でも好みで選べる時代になってきていると感じています。プロダクトとしての完成度で考えるのであれば、E2000やEN120は凄いところに位置していると思いますし、誰が買っても満足できるイヤホンだと思っています、実際私もE2000が欲しい。

 

一方でいい意味でも悪い意味でも中華イヤホンらしい遊び感を感じさせつつも、音はしっかりとまとめて来ているKZ ZS5。中華らしいクオリティやデザインでのマイナス面を納得できる方には十分この価格帯での選択肢の一つになりうる一本だと思います。

final E2000 FI-E2DAL

final E2000 FI-E2DAL

 
TAILWIND

TAILWIND

 

 

 

*1:まぁ私自身はこのイヤホンに関しては中華ですしネタとして笑っていましたが、そんなわけにはいかない方々も一定数いますよね…