(2017年 9月新車)トミカ NO.19 フォード GT
今月の新車がやってきました。手にして度肝を抜かれた一台、早速見ていこうと思います。
トミカ NO.19 フォード GT
ルマン24時間レースなどで活躍した伝説のレーシングカー、フォードGT40。フォードの100周年を記念してGT40をオマージュしたモデルとして発表されたのが初代フォードGTでした。5.4L V8スーパーチャージャーエンジンを搭載した初代モデルは2005、6年頃にかけて1500台限定で製造・販売されましたが、そんなGTの2代目モデルとして2015年に登場したのが今回トミカとしてもデビューしたモデルです。
カーボン製モノコックとアルミ製サブフレームで構成されるボディに3.5L V6ツインターボエンジンを搭載、購入には審査が伴うという点になんともハイパーカーらしさを感じます。
フロントマスク。とてもアグレッシブで素直にかっこいい、”スーパーカー”を感じるでデザインです。バンパーダクト部分はシャシーと一体成型となっているためかグレー地そのままとなっていますね。ヘッドライトの塗り分けがボディとは別のシルバー系の色です。
サイドから。Aピラーが普通のクルマでは考えられないような角度です。サイドステップ部分もシャシー一体成型となっています。そして前後でホイール径が違いますね。
そして目を引くのがフロントドアからリアへの造形なのですが、このトミカを見て度肝を抜かれてしまいました…
リアから。ディフューザーの造形やリアテールランプ・マフラーの塗り分けがバッチリなこと以上に、ボディのルーフからリアフェンダーへ流れる部分の造形が凄まじい。
ご覧のように”抜けて”います、なんと表現すればいいのか…。とにかくこれは本当にびっくり、リアウイング部分も抜けているのですが、この造形は少し前のトミカであればお目にかかれたのか疑問なくらいです、すごい。
エンジンルーム部分の窓を含め、リアの一部セクションは別パーツで構成されています。
一つ気になったのがシャシーの車名、Ford GTの文字にConcept Carという文字が別に足されています。
パッケージも英語での車名はFord GT Concept Car、日本語ではフォード GTと表記されています。すでにデリバリーは開始されているようですがConcept Carと表記されているあたりに色々と大人の事情を感じてしまいますね。。
去年のBMW i8のトミカも絶賛した記憶がありますが、その時以上のワクワク感を感じさせてくれる一台です。
初回特別仕様
初回特別仕様は鮮やかなブルー、このクルマがワールドプレミア時に纏っていたのもブルーだったということもあって非常にしっくりくるカラーです。ヘッドライト塗り分けのシルバーは、通常版のヘッドライト塗り分けに用いられているシルバーよりも明るめに感じます。
サイドから。ブルーだとシャシーのグレーが少し気になるかな…。
リアから、圧巻の造形は当然健在です。
通常版と、本当にかっこいいクルマです…
まとめ
リアの造形の凄さを目の当たりにするとそれだけでも手にした喜びを感じることができるトミカかもしれません、それくらい驚かされました。ただ難しい理屈抜きに本当にかっこいいですし、それ以上に本当にワクワクさせてくれる一台です。