(2017年 4月新車) トミカプレミアム NO.13 日産 スカイライン GT-R (R33)
今月もトミカ新車がやってきました。
トミカスタンダードラインからは今話題のライトウエイトスポーツ、そしてプレミアムからは今でも根強い人気を誇る名国産6気筒ターボスポーツが登場と、かなり濃いラインナップだと思います。早速このクルマから紹介していきましょう。
トミカプレミアムNO.13 日産 スカイライン GT-R
”マイナス21秒ロマン”
説明するまでもない日本を代表するスポーツカーであるスカイラインGT-R。R32型に始まる名機RB26DETTを搭載するモデルは第二世代GT-Rと呼ばれたりしますが、その中でもトミカの中である意味取り残された感のあったR33型がついに現代のクオリティでトミカとして登場です。
最近のトミカと第二世代GT-Rの関係
というのも、トミカでは近年R34はトミカプレミアムとして新金型が登場し、R32も同じく新金型が登場していたため、第二世代GT-Rの中でもR33の新金型の登場を期待していた方も確実にいらっしゃったはずです。私もその一人だったりしますが 笑
そんな中で、R33がトミカプレミアムで登場するとの発表が。奇しくも日産のコンセプトカーであるIDXが廃盤となり入れ替わる形での登場だったため、現在のトミカプレミアムが向かう方向性を感じてしまうのも確かですが、第二世代GT-R好きとしてはやはり嬉しさを隠せませんね。
トミカ トミカプレミアム 11 日産 スカイライン GT-R V-SPEC2 Nur
- 出版社/メーカー: タカラトミー
- 発売日: 2016/02/20
- メディア: おもちゃ&ホビー
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追記
そんな話をしていると、1年後にR32もトミカプレミアムとしてデビューしてしまいました…
こちらの記事にまとめているので興味がある方はぜひ。
追記終
というわけでR33に戻りましょう。
フロントマスク。最近のトミカらしくクリアパーツで再現されたヘッドライトが精悍なお顔をバッチリ再現してます。最近のクルマとは違い、グリルもすっきりとしてますね。細かいダクト類の塗り分けもバッチリ。第二世代の中でもR32やR34ほどの爆発的な人気はR33にはないかもしれませんが、やっぱりGT-RはGT-R。クルマ好きとしてはこのフロントマスクにも憧れを感じてしまうものです。
サイドから。R34よりも大柄なボディは実物を目にすると結構迫力があるものです。リアウイングがやはり目立ちますね。
ホイール。おなじみのR33純正ホイールを再現しようとしていますね。ちなみにこの純正ホイールはお馴染みBBS製の鍛造。ZだったりGT-Rだったりと、日産のスポーツカーはレイズやBBS製の鍛造ホイール採用例が多いですね。
リアから。スカイライン伝統の丸目四連テールもバッチリ。純正ではデュアルテールマフラーだったはずですが、このトミカでは砲弾型一本出しマフラーに換装(?)されています。チューンドRといえば砲弾型一本出し、そんなイメージが根強い人間なもので…。よく似合っています。たまにRB搭載車両の音を聞いたりもしますが、本当にいい音ですよね…。
内装もシートの塗り分けやインパネを含め、バッチリ再現されています。
最近ではZ32もトミカプレミアムで登場しましたし、そろそろシルビアあたりも来るのでしょうか…。
トミカ トミカプレミアム 9 日産 フェアレディZ 300ZX ツインターボ
- 出版社/メーカー: タカラトミー
- 発売日: 2017/01/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
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まとめ
カリスマ的な人気を誇るR32や、もはやコレクターズアイテム化しつつある価格で取引されているR34の存在があまりにも大きすぎてついつい影に隠れてしまっているようにも捉えられてしまっているのも確かに事実なのがこのR33。しかし、私を含め、クルマ好きの永遠の憧れであるスカイラインGT-Rには違いありません。オーナーさんが本当に羨ましい。
そんなR33のトミカプレミアムでしたが、とやかく言う必要もなく出来はいいと思います。今後のラインナップ展開も気になるところですね。
IE800をMMCX化 DP-X1とのACG接続で見えた世界に感動した話。
新年度1本目の記事のタイトルが若干胡散臭いものになってしまいましたね。
というわけで、前々から悩んでいましたが、愛機であるSENNHEISER IE800を悩んだ末にMMCX化しました。
MMCX化をオーダー
ただ、自分でするリスクを払いたくないですし、以前のViaBlueプラグへの換装時にもお世話になった某イヤクリニックに今回もお世話になりました。
梅田の店舗へ持ち込んでMMCX化をオーダー。店員さんからはIE800のMMCX化のメリット*1、そしてデメリットもしっかり伺った上でお願いしました。
具体的なデメリットは
- MMCX端子の劣化で、劣化時には端子の交換の必要性が生じる。
- 仮に耳掛け運用するとブーツ部が破損しやすくなり、最悪断線もあり得る。
- つまり、末永く使う上ではお勧めできない。
といったものでした。最後の末永く使う上ではお勧めできないという部分に正直胸が苦しくなる部分はあったのですが、かなり悩み抜いた上での決断だったのでオーダーしました。ちなみに金額は6700円ほどでした。
— はいれ (@ha1le) 2017年3月29日
そして三日後には自宅に。
おかえり pic.twitter.com/NXxX4sQ37D
— はいれ (@ha1le) 2017年4月1日
IE800 MMCX.Ver
すっかり小さくなってしまいましたね。シェル下10cmほどを残し、そこにMMCXメス端子を半田付けしてもらいました。因みに切り取ったケーブル〜2.5mm 3極プラグまでの部分はお願いした上で廃棄せずに一緒に送っていただきました。いずれはそちらにもMMCXオス端子をつけた上で、手元に残った純正ケーブルも活用できるようにしたいなと考えています。
ケーブルは縁あってBrise AudioのSTD001が手元にやってきました、もちろん無試聴です。が、かなりケーブルが太いためここは一考の余地あり。2.5mmプラグは結構細くて怖いですね。
2.5mm 4極のケーブルもAmazonでは結構安く買えるものなんですね…
Balanced IE800×DP-X1 ACG
というわけで、昨年7月の購入以来ほぼ使ったことがなかったDP-X1のバランス接続をやっと使える日がやってきました。DP-X1自体、アンバランス接続時はシングルDAC状態となっているようなのでやっと本領発揮といったところでしょうか。
DP-X1では一般的なBTL接続とONKYO独自のACG接続が選べますが、よりバランス接続での音的な優位性や変化を感じたので私自身はACG接続で聞いています。
※ここからは一個人の感想です。かなり特殊な環境であり、好き嫌いが万人に当てはまるとは限りませんので、実際にこのような改造を施そうと考えられている方は改造によって抱えることになる様々なリスクを考慮し、熟慮の上で判断してください。当ブログではこのような改造による音の変化、故障や不具合などについての一切の責任を負いません。※
その上で結論から書いてしまうと、最高でした。
以前、当ブログのこの記事に頂いていたコメントである程度変わり方の予想はついていたのですが、正直予想以上のものでした。
まず感じられるのが3.5mm接続時のIE800を超える音の立体感。曲名を挙げてしまうとアイドルが歌う曲らしからぬアイマス曲である"隣に…"や”眠り姫”で特に感じました*2。もともとかなり荘厳で立体感を感じる楽曲ではあるのですが、この環境で改めて聴いてみて私自身思わず笑ってしまいましたね、それほどに凄い。
THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS+GRE@TEST BEST! -LOVE&PEACE! -
- アーティスト: V.A.
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2013/12/18
- メディア: CD
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IE800の空間表現は3.5mm時代からイヤホンでは唯一無二のものだとは思っていましたが、ここまでの物になるとIE800のポテンシャルに恐ろしさを感じてしまいます。
具体的には音が左右により広がり、音の分離感も更に良くなった印象を受けました。また、低域も3.5mm接続時よりも締まったなと感じています。
大橋彩香さんの"ワガママMIRROR HEART"のような音の密度の濃いアニソンを聴いていても音に若干の余裕を感じるなと個人的には感じました。そのため、音量をより上げがちになってしまったのが私にとっては一番の問題ですね。
TVアニメ『政宗くんのリベンジ』OP主題歌「ワガママMIRROR HEART」(彩香盤)(DVD付)
- アーティスト: 大橋彩香,畑亜貴,小山寿,藤井亮太
- 出版社/メーカー: ランティス
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ただ、IE800をMMCX化しただけではなく、使用DAPがバランス接続で化けると言われているDP-X1であり、更にケーブルまで変わっているわけですから、他のDAPやケーブルの使用を考えると一概にIE800のバランス接続によってこれらの効果が必ずしも現れるとは言えませんね。
ただ、もうここまで書くとお気付きでしょうが個人的にはIE800だけでなく、現在の環境に大満足です、金額的にも限界ですし。MMCX化に伴うリスクをかなり心配していた私自身、改造に出してから手元に帰ってくるまで、正直なところかなり不安でした。ただ、そんな事を吹き飛ばしてくれるほどの私好みの音を奏でてくれるようになり一層手放せない環境になりました。
まとめ
もうこれ以上の環境は自分には必要ない、それが今の心境です。ケーブルはこれからしばらく試行錯誤するでしょうが、大きくこの環境を変えることはおそらくもう無い気がします。インフレ化が凄まじいこの業界では、個人的にはこれ以上の投資は無理だというのも理由の一つではありますがね…。
ONKYO デジタルオーディオプレーヤー ハイレゾ音源対応/DAC・ヘッドホンアンプ内蔵/バランス接続対応/Google Play対応 ブラック DP-X1(B)
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これからも大切にして、ずっと音楽を楽しませてもらいましょう。
※この記事は一個人の感想です。かなり特殊な環境であり、好き嫌いが万人に当てはまるとは限りませんので、実際にこのような改造を施そうと考えられている方は改造によって抱えることになる様々なリスクを考慮し、熟慮の上で判断してください。当ブログではこのような改造による音の変化や故障、不具合などについての一切の責任を負いません。※
(2017年 3月新車)トミカ NO.2 スバル WRX S4 覆面パトロールカー
2月は諸事情で書けなかったトミカ新車の紹介、今月からまた再開です。
というわけで今月は少々マニアックな気もする一台を。
トミカ NO.2 スバル WRX S4 覆面パトロールカー
2014年に発売された伝統あるWRXの名を持つスポーツセダン、WRX S4。スバル伝統のEJ20を積んだWRX STIとは異なり新世代の直噴ターボFA20を搭載し、組み合わされるトランスミッションも日本ではCVTのみであったり、EyeSightを搭載したりと、発表当初はこれまでのWRXシリーズとは一味違うスポーツセダンといった印象を受けた一台でした。最近ではSTIコンプリートモデルのtSが発表されたり、オートサロンでは後期型ベースのSTI Sportのコンセプトモデルが発表されたりと、今後の動きも楽しみな一台でもあります。
そんなWRX S4の覆面パトカーも全国的ではありませんが実際に活躍している模様。クラウンやマークXとは違いかなり秘匿性が高そうなクルマなので結構怖いですね。
サイドから。後述しますがNO.112のWRX STIの金型を一部改修してこのモデルが誕生していると思われるので、羽無しWRXのトミカでの登場を期待していた私自身とても嬉しいです。VA系WRXのみならずWRXのアイデンティティーとも言えるブリスターフェンダーがかっこいい。このシルバーもボディラインの抑揚感をよく表現してくれているように感じます。
リアから。リアウイングが無いためか、かなりスッキリした印象です。写真では写っていませんが六連星だけではなく最近のトミカらしく「WRX S4」等のリアエンブレムもバッチリ再現されています。
覆面パトカーの印とも言える赤色灯ももちろん再現。赤色灯が輝くS4の姿は正直拝みたくないですね。
No.112 WRX STIとか、他のスバル系パトカーと
先述した通り今回のS4のトミカのベースはNO.112で併売されているWRX STI Type-S。実車でもS4とSTIはドライブトレーンや細かい装備以外は基本的に同じ車台をベースとしたクルマなので、ある意味賢いバリエーション展開かもしれません。
リアから。シャークフィンアンテナやディフューザーなど、リアウイングの有無以外には基本的に同じように思われます。
フロントから。WRX STIの登場時にあったSTIエンブレム用と思われるフロントグリル内の台座のようなモノも健在です。
リアから。分かりにくいのですがS4にはWRX S4のエンブレムが、STIにはチェリーレッドのSTIエンブレムがしっかりと再現されています。
エンジンルーム、当然とは言えますが同じモノです。ただ、WRX STIはEJ20を搭載する一方で、WRX S4はFA20を搭載しているため実車のエンジンルームの雰囲気はかなり大きく異なっています。トミカではEJ20を再現しているように思われます。S4に搭載される直噴ターボFA20エンジンは最高出力300馬力を発揮。怖いです。
手元にあったレガシィB4のパトカーとも。このB4は現在主流のFAエンジンではなくEJ25を搭載していますね。旧世代のエンジンとはいえ最高出力は285馬力と、普通のクルマであればあっさりとヤラレてしまうことでしょう。
手元にあった他のスバル系パトカーと。BH型レガシィとGD型インプレッサWRXですね。こうして見ると色々な意味で年月の差を感じます。
まとめ
発表当初はかなり絶妙なチョイスだなぁと思った今回のS4覆面。シンプルなセダンボディのトミカの新車自体が久々な気もするのですが、個人的なスバルへの思い入れも含め、シンプルですがお気に入りの一台になりそうです。パトカーだからと敬遠されている実車派な方もいるかもしれませんが、WRX S4のトミカとしても十分に愛せると思います。